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真鍮部品洗浄後の変色について
2023/10/13 15:17
- 真鍮部品洗浄後に変色してしまう物があり困っています。洗浄機から出てきた直後は白っぽいものがありますが、1日経つと茶色に変色してしまいます。
- 洗浄手順は洗剤洗浄-すすぎ(井戸水)-すすぎ(井戸水)-熱風乾燥-真空乾燥、洗浄剤は炭酸塩やヤシ脂肪酸誘導体を使用しています。
- 変色が均一ではなくまだらになってしまうため、外観不良となってしまいます。後処理での防錆剤の塗布はできず、洗浄工程内での解決を望んでいます。
真鍮部品洗浄後の変色について
2004/11/22 18:55
真鍮部品洗浄後に変色してしまう物があり困っています。 現象は、5槽式超音波洗浄機にて洗浄後、1日ほど経過するとシミのような茶色に変色する部分が現れ外観上見た目の悪い物ができてしまいます。 洗浄機から出てきた直後は、わずかにウォーターマークらしきもの(白っぽいもの)は目視で確認できるのですが、1日経つと茶色に変色してしまっています。
ちなみに、洗浄手順としては、洗剤洗浄-すすぎ(井戸水)-すすぎ(井戸水)-熱風乾燥-真空乾燥 となっています。 洗浄剤については、炭酸塩やヤシ脂肪酸誘導体等が入っている粉末状のもので、井戸水(50度ほどに加熱したもの)で500倍程度に希釈して使用しています。
均一にムラ無く変色しているならば、まだ救いようがあるのですが、まだらに変色してしまうため外観不良となってしまいます。 また、水道関係に使う部品であるため、ワークは乾燥状態で油分の付着は許されません。 よって、後処理で防錆剤等を塗布するなどの処理ができません。 なんとか洗浄工程内で解決したいと思っています。何かお知恵を拝借いただけると大変助かります。よろしくお願い致します。
回答 (3件中 1~3件目)
洗浄工程の前の段階で、変色が始まっていますね。前の工程(加工等)直後に、銅の防錆剤で処理してください。ここで、化成皮膜を生成(防錆)してから、洗浄工程を行えば、変色は止められます。
尚、一般に防錆剤と言えば、鉄の防錆剤を意味しますので、注意が必要です。
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図面に表面処理の記載がないのに、黄銅の表面の変色を不良と判断されているのは設計者もしくは品質管理者の認識不足ではないかと思います。
キリンスにしても表面処理には違いないので、キリンスで問題なければ、図面に記載要求することが必要でしょう。
お礼
2004/11/30 17:26
回答ありがとうございます。
図面表記についても担当部署としっかり打ち合わせ等してみます。
黄銅の場合、洗浄工程内で対策しても、空気に触れた段階から表面に錆状の変色が始まるのは避けられないと思います。
キンリス(光沢浸漬法、または化学研磨法)もしくは亜鉛めっきはだめですか。
<参考URL>
http://homepage1.nifty.com/shincoo/m195zairyou-mextuki-1.html
お礼
2004/11/29 09:06
早速の回答ありがとうございます。 やはり変色は避けられないようですね。 図面上メッキの指示がありませんので、キンリスという方法を検討してみたいと思います。参考にさせていただきます。
お礼
2004/11/30 17:33
回答していただきありがとうございます。
洗浄前の変色も確かに可能性はありそうです。
その辺についても検討してみます。
参考にさせていただきます。