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穴加工-ドリルの選定について
2023/10/13 16:35
- 穴加工におけるドリルの選定について、被削材やドリルの材質には限りがあるのでしょうか?
- 超硬のドリルは高価で条件もつかみにくいため、ハイスメインのドリルを選ぶことが多いですが、センター穴なしで一発で穴をあけることも多いです。
- ただし、超硬のドリルは高いですが、精度的には問題がある可能性もあります。
穴加工-ドリルの選定について
2004/10/16 20:42
ど素人の私に教えてください。
最近は穴加工の際、センター穴なしで一発で穴をあけることが多いと聞きますが、それは被削材やドリルの材質に限りがあるのでしょうか?? 超硬のドリルは高いし条件もいまいちつかめないのでハイスメインなんですが、そんな話を聞くと手間もはぶけて超硬も買いたいような・・・ただ精度的に問題ありそうですが・・・
ぜひ回答お願いします。
回答 (6件中 1~5件目)
OSGのゴールドドリルのようなシンニングはRシンニングの一種です。Rシンニングは通常のXシンニングの変形版と見ても差し支えないのでは。
Rシンニングは高送りや寿命については、いろいろなメリットが考えられますが、位置決め等の精度面についてはあまり影響がないと思われます。
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コーティングは各メーカーでいろいろあります。
TiNコート、#3番さんの言われるVコート等々。
加工穴径が分かりませんが小径で難削材なら、個人的にはNACHIのSGドリルがお薦めです。
φ10前後より大きいのであればコストを考えながらOSGのドリルが良いような気がします。(コティンーグ材種によって値段はかなり違うと記憶しています)
センター穴の目的は、位置精度や、真円度、穴径、曲がりなどを精度よくするためです。
センター穴無で加工ができるドリルとは、精度(リップハイト、溝分割誤差がよく、剛性の高いドリルです。剛性をあげるには芯厚を厚くしなければならないため、シンニングが必要になります。
すなわち、ハイス、超硬に限らず、精度が高く、シンニングの入っているドリルなら、センター穴が必要なくなります。但し、それらのドリルは値段が高いですが。
センター穴があっても、精度が悪く、シンニングのないドリルでは、結局穴精度は上がりません。
要求精度との相談になります。
OSGに粉末ハイスにVコートした製品があります
条件、被削材によっては超硬と遜色ない送りが可能です。
穴深さが8D程度なら最近流行の先端交換式のソリッドドリルでも悪くないですよ。
こんにちは。
寿命の判断が難しいのであればハイスにコーティングされたドリルはどうでしょうか。
これもセンター穴無しで加工できます。条件もかなり上げることが出来ます。
また精度や寿命も通常のハイスドリルより満足できると思います。
被作物の材質や穴深さには注意して選定してください。
お礼
2004/10/20 21:43
コーティングはTiNコートのものでしょうか。
お礼
2004/10/20 21:42
ありがとうございます!!かなり参考になりました。問題はシンニング形状ですよね? やっぱりOSGのゴールドドリルのようなシンニングがいいのでしょうか?それとも通常のXシンニングでも可能なのでしょか・・・