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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:両端支持梁の荷重解釈の件)

両端支持梁の荷重解釈について

2023/10/13 16:39

このQ&Aのポイント
  • 両端支持梁の荷重解釈について質問があります。
  • 中実軸の荷重状況に関して限定する方法が分からないです。
  • 中実軸の荷重がどのように作用しているか教えてください。
※ 以下は、質問の原文です

両端支持梁の荷重解釈の件

2004/10/14 09:18

機械強度の件でお聞きします。
<モデル&状況>
1. 2mの150A、SGPパイプ両端にS35Cで長さ700mmの
  中実軸(軸径はパイプ内径・ラップ代は100mm)
が溶接されている。
2. 軸受は両端支持で中実軸にそれぞれ1個ずつ
取り付けられる。
  (軸受は自動調芯式、中実軸端から
350mm内側に位置)
3. 左側の中実軸端に真上からの集中荷重1.5tonが
加わる。
4. 結果としてパイプ中央がたわむ。


<パイプ部の計算>
1. この場合、パイプ側への最大曲げモーメントは
分かるのでパイプ肉厚の強度的確認は可能。
2. パイプのたわみ量を求める事も可能。

<質問事項…中実軸の荷重状況>
1. 右側中実軸端には集中荷重を受けているが、
パイプがたわんでいるため、
  力の逃げが発生していると考えられる。
2. そのため中実軸への集中荷重に対する反力を
どう限定して良いか分からない。

中実軸の荷重がどのように作用しているかその概念を
教えて頂ければありがたいのですが。

宜しくお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

ベストアンサー
2004/12/15 11:28
回答No.2

>パイプはバネのようにたわんで変形して、力が釣り合ったポイントでパイプは剛体化して、両端の中実軸に荷重が作用すると考えてよいのでしょうか?
>その際、パイプをたわませた力を除いた荷重が中実軸に作用すると考えて良いでしょうか?

 申し訳ありませんが,ご質問の意味が理解できません。しかし,PL/2さんの熱意に敬意を表し,私の独断で解説をします。理解の助けになればいいのですが。<自信なし

 現象をどのように捉えて解析するかは,ある程度個人差が出てきます。この場合,はりの荷重分布,曲げモーメント及びたわみになるのですが,どのように捉えどのように解析しても,たどり着く先は一つです。

1. 便宜的に,パイプと中実軸から成る「はり」の各点に呼称をつけます。はりの左端をA,左側の軸受個所をB,右端の軸受個所をC,はりの右端をDとします。各点のスパンは,AB間が350mm,BC間が2500mm,CD間が350mmになります。
2. A点には,荷重W=1.5ton=1500kgが下向き負荷されています。理解し易くするために,パイプと中実軸の重量は,ないとします。

3. B点の軸受反力をRb,C点の軸受反力をRcとして,力及びモーメントの釣り合いを考えます。
4. W及びRcを下向きとして正の記号,Rbを上向きにして負の記号にしたときの,力の釣り合い式は,
      W+Rc=Rb ・・・・・・・・・・・・・・・?
5. 同様に,C点におけるモーメントの釣り合い式は,時計方向を正の記号にすると,
      -W・(350+2500)+Rb・2500=0 ・・・・・?
6. ?と?式を解くと,
Rb=1710kg,Rc=210kg
になります。

7. さて,次に,はりに作用するせん断力ダイアグラム(SFD)及び曲げモーメントダイアグラム(BMD)について述べます。SFDとBMDは,それぞれ別々に作用しているのではありません。力を負荷することによって,はりにはひずみエネルギーが蓄えられます。この負荷した力とひずみエネルギーが釣り合っています。このひずみエネルギーをもとに,材料の強度を確認します。つまり,せん断強さの確認のために,せん断力が必要になり,曲げ強さを確認するために曲げモーメントを使います。
8. 実際に,SFDを計算します。
      AB間:下向きに1500kg一定
      BC間:上向きに210kg一定
      CD間:0(SFD=0)
9. BMDを計算します。
      AB間:A点では0,B点では下向きに1500kgx350mm,AB間は直線で変化します。
      BC間:B点では下向きに1500kgx350mm,C点では0,BC間は直線で変化します。
      CD間:C点では0,D点でも0

10. CD間には,せん断力も曲げモーメントも作用しません。しかし,たわみはC点のたわみ角と同じ角度で傾きます。

以上です。

お礼

2004/12/16 23:52

こんばんは。yukioさん、フォロー
ありがとうございました。
明解なご解説、恐縮です。
先日、再質問をしてから、材料力学の本をよく読み
今回、yukioさんが示して頂きました、解法に気づき
ました。今日yukioさんから模範解答を頂き、
自分の考えが合っていた事で
自分のアプローチが正しかった事が
少し嬉しかったです。
それも、今まで、このサイトでyukioさんが的確に
回答して頂いたおかげと思っています。
少し前進することが出来ました。
ありがとうございました。

質問者

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その他の回答 (2件中 1~2件目)

2004/10/25 10:50
回答No.1

 考え方の基本は,「ひずみエネルギー」です。

 ガス管と中実とから成る「はり」に外力が加わり,外力と釣り合うところまで「はり」が歪んで(この場合,たわんで),釣り合ったところで静止します。

お礼

2004/12/14 22:15

yukioさん、こんばんは。
レスありがとうございました。
お返事大変遅れまして失礼しました。
パイプはバネのようにたわんで変形して、力が
釣り合ったポイントでパイプは剛体化して、両端の
中実軸に荷重が作用すると考えてよいのでしょうか?
その際、パイプをたわませた力を除いた荷重が
中実軸に作用すると考えて良いでしょうか?
再度、お返事頂ければ幸いです。
よろしくどうぞ。失礼いたします。

質問者

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