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樹脂の材質選びにおける分子量の目安とは?
2023/10/13 19:33
- 樹脂の材質を選ぶ際に、分子量の記載があることがありますが、その数値をどのように見るべきか疑問に思うことがあります。
- 分子量は材質の特性を示す指標の一つであり、一般的に高いほど強度や耐久性が高くなります。
- しかし、分子量だけで材質を判断するのは難しいため、他の特性や用途にも注目することが重要です。
材質の記載について
2004/08/03 21:05
樹脂の材質を選ぶ際に、ポリカ等で材質欄に分子量の記載があります。調べて見ると分子量には単位の記載がありませんが、材質を見る時の目安としてこの分子量の数値をどのように見るのでしょうか?
宜しくおねがい致します。
回答 (1件中 1~1件目)
分子量は単位の無い無次元の数値です。
http://db.gakken.co.jp/jiten/ha/517920.htm
その分子1モルあたりの質量(g)と同じ数字になります。
(一応説明:1モルとは6.02×10の23乗個のことです)
分子量が100の分子が1モルで100gですね。
プラスチックはポリマーと言われるとおり、数多くのモノマーの集合体
なので通常は非常に大きな分子量を持っています。
この場合の分子量は全体の平均です。中には大きなものも小さな
物もあります。
プラスチックの場合は分子量が大きいほうが物性に優れていると
考えれば良いと思います。大きな分子は熱劣化などにより
徐々に小さな分子にバラけていきます。
ただしこれは同じ種類のプラスチックについていえることで
種類の違うプラスチックを比べることには意味はないと思い
ます。用途にあったプラスチックを選べば良いかと。
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お礼
2004/08/04 08:40
さっそくの回答有り難う御座います。分子量とは物質の相対的な質量なのですね。とても助かりました。