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塗布精度の評価方法とは?
2023/10/13 22:18
- 樹脂を塗布する装置の指標である塗布量精度の評価方法を知りたいです。
- 特にピストン式による塗布の場合について詳しく教えてください。
- 塗布面に塗布する樹脂量とノズルの付着量を足して装置の塗布量精度としているのでしょうか?それともピストンの押し込み量を調整して樹脂量を調整しているのでしょうか?
塗布精度について
2004/06/03 21:13
樹脂(液体)を塗布する装置の指標として塗布量精度があります。この塗布精度の評価方法はどうのような方法で評価しているのでしょうか?
特にピストン式による塗布の場合について知りたいです。
例えば、5mg相当分の押し込み量(長さ)をピストンで押し込み吐出すことで塗布面に塗布を行います。その場合、樹脂はノズルにも付着します。このノズルの付着量と塗布面に塗布し電子天秤で塗布量を測定したものと、両方(ノズル付着量&塗布面樹脂量)を足して装置の塗布量精度としているのでしょうか?
それとも、あくまでも塗布面に塗布した樹脂量を5mgなるようにピストンの押し込み量を調整して塗布量精度としているのでしょうか?
回答 (1件中 1~1件目)
さきすんと申します。
1.まず樹脂のノズルへの付着に関しては、ノズル形状の工夫をしてみてはいかがでしょう?。世の中にはいろいろなノズルがありますので、今回の材料に最適な(ダレの発生しにくい)ノズルを探してみてください。
2.仮にそれ(1.)ができないとして・・必要なのは被塗布物への安定度ではないかと考えます。
あくまでも塗布された状態の工程能力を出さないと、何をどれだけ作るのかはわかりませんが、ノズルへの付着状態は日々刻々と変化しますし、さらにその都度ノズルへの付着状況は変化してしまいます。ノズルを毎回洗浄するのも手段としてはありますが、ISOが活発な世の中で
あまりこういった廃棄物を出しまくるのはどうかと思います。(リサイクルには回りますけど)
3.結果的には5mgを管理する上でノズルの形状や塗布スピード、樹脂粘度管理、樹脂温度管理、ノズル温度管理、洗浄方法、ノズルつまり推移、塗布圧力管理、すべてを持って精度を日常管理すべきではないでしょうか?。ちなみに塗布するものによっては重量だけではなく、単位面積あたりの塗布重量をシビアに管理しないといけない場合もありますよ。(シール目的の樹脂)その場合は画像検査も必要になってきます。
またシールが必要な場合はさらに塗布されたものが
きちんとシール効果を発揮することができるための条件(乾燥や放置時間管理、異物付着回避、物によっては脱気処理、)なども調べる必要があります。
また接着効果を必要とする場合においては、接着材の強度が保てるかどうか、熱評価にかけたりもしなければいけないでしょうか・・。
また、点塗布後に何かを押し付ける場合、その場合の塗布物の広がり方もきちんと見なければいけないと思います。後では見れませんしね。
ご参考になりますでしょうか
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お礼
2004/06/04 11:16
回答ありがとございます。
ノズルや塗布シーケンスに依存するということがわかりました。