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2004/04/11 15:13
電気亜鉛メッキの前処理工程で製品洗浄のため塩酸(塩化水素含有量35%)を3倍に希釈したものを使用しています。処理効率アップのため、塩酸槽にステンレス蛇管を投入しボイラーで液温を上げていますが、その影響で蛇管自体の腐食が激しくなっています。
腐食を押さえる方法、またユニオンで蛇管を接続していますがワンタッチではずせる接続方法(温度上昇後蛇管を槽より取り出し腐食を押さえる)、他の良い方法、等がありましたらお教え願います。蛇管のサイズは外径27ミリのパイプをタテ450ミリ、ヨコ1500ミリの大きさで3段S字状態に切り返したものです。
通常は、投げ込み型の石英ヒーターを用いるのが一般的かつ手軽です。ただし、電気加熱ではなく、スチームによる加温を希望されるなら、テフロンチューブを使用してみてはいかがでしょうか?
タコ足状に数本のテフロンチューブを配管接続し(ブラケット類は市販されています)、数メートルを槽の中でぐるぐる巻きにして、戻りのタコ足ブラケットに戻します。
塩酸あたりであれば、せいぜい5060℃加温でしょうから、12mもあれば十分です。
この方法ですと、塩酸だけでなく、硫酸などの電解研磨液や硝フッ酸にも対応可能ですし、冷却にも使用できます。
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少々高いかもしれませんが、チタンのフレキパイプを使ったらどうですか。腐食が無いとは言えませんが、SUSより断然長持ちしますよ。
2004/04/15 19:43
ご回答いただきありがとうございます
メッキ設備業者様と教えていただいた内容で
検討させていただきます
今後ともよろしくお願いいたします
塩酸にステンレス蛇管は普通は使用しません。
鉄合金は塩化物に弱いからです。しかも熱がかかるならなおさらです。普通は石英ヒーターを使用しますが、それが無理なら、蛇管をテフロンコーティング(塩化物に強い)して使用したらいかがですか。
2004/04/15 19:44
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2004/04/15 19:43
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