このQ&Aは役に立ちましたか?
ベルトの蛇行調整方法
2023/10/14 01:33
- ベルトの蛇行調整方法について解説します。
- ベルトは基本的に張る方向にベルトが片寄ると考えられていますが、テンション機構等で外側から押し付けるローラの場合はどうなのでしょうか?
- また、メッシュベルトなどでも同じように蛇行の調整が必要なのでしょうか?
ベルトの蛇行調整方法
2004/02/17 20:28
ベルトは基本的に張る方向にベルトが片寄ると思っていました。テンション機構等で外側から押し付けるローラの場合は? 又メッシュベルト等の場合も同じですか?
回答 (2件中 1~2件目)
ベルトは調整ローラの取り付け位置によって、
張り側に寄る場合と、逆に緩い側に寄る場合がります。
多くは緩い側に寄りますが、駆動ローラの付近では
緩い側に寄る場合があります。
要は位置によって変わります。
外側から押し付ける場合も基本的には同じく緩い側に
寄りますが、その位置によっては、反対に張り側に寄ったり
効果がない場合があります。
それはメッシュベルトでも同じです。
でも、基本的には、ベルトの寿命から考えますと、
ローラを傾けて安定するよりも、全てのローラの平行を
出す方が、現実的です。
そしてその上で偏る場合は、テンションローラで調整します。
実際にコンベアを見ていませんので、具体的に調整箇所を
お教え出来ませんが、コンベアの画像等を下記URLにある
メールアドレスに送って頂けましたら、出来る範囲で
ご提案させて頂きます。
このQ&Aは役に立ちましたか?
この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
ベルトコンベヤのプーリを斜めにするとベルト張力は「力の三角形」により、ベルトを張り側に寄せようとする分力を発生します。
F=T*sinα F:分力 T:張力 α:傾き だったと思います(うろ覚え)。
このため、ベルトの片側を張るとベルトは張り側に寄っていきます。
テンションプーリを押し付ける場合も理屈は同じです。
メッシュベルトでもプーリとの摩擦で駆動していれば同じだと思います。
一般的なベルトコンベヤではこの原理を利用してプーリにクラウン(プーリの中央部の径が数ミリ大きい太鼓型のこと)をつけてベルトに中央に寄ろうとする分力を発生させ、ベルトの片寄りを防止しています。
お礼
2004/02/18 16:29
有難う御座います、早速試してみます。