樹脂切削の切削条件を教えてください

樹脂もたまに削りますが適当？！です。工具メーカーのカタログにったまにでてます、あとは、音と削りかすをみます。樹脂は回転を上げても刃物が持ちますが」あまりあげると解けて仕上がりが悪くなります。あえていえば、アルミのちょっと上ぐらいかな。

♯1アドバイスでは自分の業務の関係から、思いこみで答えてしまい申し訳ありません。
きっと２次元切削のように回転数や送りが計算で出ない、という疑問なのだろうと改めて思いました。
ただお名前が『モデル屋』さんでしたので、同業の方では？と判断した次第です。
正直言って今まで経験値のみでやってきた情けなさで『条件最適化』は、最近やり始めたばかりです。
使っているＭＣも退役寸前で、たとえば送りを1000mm／minと指令しても形状によってはその10％程度に落ちてしまうことも多々あります。
また、ボールエンドミルを使用していますから接触点もまちまちです。
切削条件がわかりませんとありますが、これまではどんな加工経験がおありなのでしょうか？よろしかったら教えてください。

お礼

2004/01/23 10:02

貴重なアドバイスどうもありがとうございます。私自身CAD　CAMもマシニングも覚えたてで、（まだまだ勉強中ですが、、、）２次元切削の最適な加工条件も解かりません。今まではABSなどの加工しやすい材料を使っていたので、なんとか勘でやってきた感じです。去年からPEEKを加工しているのですが、なかなか寸法がでずに困っています。刃物の寿命、切削時間、トータル的なコストを考えなければならないので、条件最適化を模索している次第です。貴重な経験をぜひ伝授ください。よろしくお願いします。

質問者

ワークの材質、工具、ＭＣの性能、クーラントの有無（たぶんドライですね？）により異なると思います。
文面からでは何ともいえないのですが、現在やっている業務（試作用マスターモデル加工：材料はケミカルウッド）からアドバイスをするとすれば
仕上げ加工／Φ25mm超硬ボールエンドミル：刃数２
回転数　15002000rpm
送り　　1000mm／min（MAXでということです。3D形状なので極端に落ちるところも多いです。）
クーラント　なし
何故こんなに遅いかといえば、ひとえにNCの追従性が非常に悪くこれ以上は仕上げ面品位が劣化するため上げられない、ということです。
回転数はもう少し高めでもいいかと思いますが、送りが送りなので上げても無意味に思えトライしていません。
今年やっと最新型のＭＣが導入できるので切削条件の最適化についてはタグチメソッドを活用して行う予定です。特に電力量による評価は自分でも楽しみながらできそうです。回転数も800010000も可能ですから、いろいろな条件がトライできそうです。
刃具屋さんから聞いたところではケミカルウッドはアルミニウムと非常に似たところがあるので、アルミ切削関係の技術資料は参考になると思います。