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ステンレス鋼の短期許容曲げ応力度について
2023/10/14 04:19
- ステンレス鋼の短期許容曲げ応力度を調べたいのですが、どのwebサイトを調べても数値がわかりません。
- 耐力がステンレス鋼の特性表に書いてあるのですが、その耐力を応力度として使用しても差し支えないのでしょうか?
- 曲げ応力度の使用目的は、設備関係の耐震固定用金具設計用です。
ステンレス鋼の短期許容曲げ応力度について
2005/11/30 12:34
ステンレス鋼の短期許容曲げ応力度を調べたいのですが、どのwebサイトを調べても数値がわかりません。 耐力がステンレス鋼の特性表に書いてあるのですが、その耐力を応力度として使用しても差し支えないのでしょうか?
曲げ応力度の使用目的は、設備関係の耐震固定用金具設計用です。
回答 (2件中 1~2件目)
◎Googolで短期許容応力と入れれば
σσσσστσσσσという文字化けで3つ目ぐらいに出てくる
www.g.dendai.ac.jp/~nakao/ Lect_05/KZS_IN/Files/Steel_ALWS.pdf
に短期と長期の計算例が乗っています。
◎この場合ss400の例ですが、F値はほぼ降伏点加重で計算されています。
ステンレス鋼を始め、降伏点が現れない金属は、その変わりに耐力
(0.2%伸び)を用います。
◎ステンレス部材で機械の設計をする場合、耐力は焼き鈍しオーステナイト系susで
は、炭素鋼と同じレベルで20~30kg/mm2で計算するのが良いいでしょう。
◎ステンレスの量産部品の場合、冷間加工で加工硬化を利用し、耐力が2倍
ぐらいに上がることを利用した設計もありますが、単品の場合には解析が
出来ないのでこのような設計は避けた方が良いでしょう。
注意:但しきおつけなければならないのがE(ヤング率)が19200kg/mm2
と鉄の21000kg/mm2と低く、曲がり安い材料です。たわみには十分
注意して計算してください
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ステンレス鋼は引っ張り強度試験において降伏点が明瞭に顕れない鋼種ですから、0.2%耐力を以て降伏点に替えて使われるようです。これを許容応力に採るならば、理屈上では負荷に因って永久変形が残ることを認めることになります。もしそれが許されないならば、許容応力を0.2%耐力よりも
幾分かは低く採らざるを得ないでしょう。
0.2%耐力とは、軸方向に0.2%の変形(伸び)を来たした時の応力を以て
示されます。具体的な数値は書店で幾つかの材料データ集を入手できます
ので、調べてみてください。
お礼
2005/11/30 13:20
ご回答ありがとうございます。
0.2%耐力についてもう少し教えてください。
例えばSUS431の耐力590N/mm^2の0.2%=1.18N/mm^2 この1.18という数値を使うのか、590-1.18=588.82という数値を使用すればいいのか どちらでしょうか?