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金属の判別方法について
2023/10/14 09:24
- 金属を廃棄する際に、鉄・銅・ステンレス・アルミに分別する必要がありますが、ステンレスと鉄の見分けがつかないことや、磁性での判断が難しいことが課題です。
- ステンレスと鉄を簡易的に判断する方法はありますか?磁性の有無や冷間加工による磁性の有無によっても判断が難しいです。
- 金属の判別方法について、ステンレスと鉄の見分け方や磁性での判断方法について教えてください。
ステンレスについて
2005/07/21 13:55
金属の判別についてですが、金属を廃棄する場合、鉄・銅・ステンレス・アルミに分別していますが、ステンレスが見た目、鉄との見分けがつかず、磁性での判断も難しい状態です。(磁性のあるものや、冷間加工で磁性をおびるものもある。)簡易的に判断出来る良い方法はあいませんか? 何かありましたら些細なことでも構いません。お教え下さい。
回答 (3件中 1~3件目)
ちよださんの火花試験に補足します。
所謂、鉄はグラインダー等で削ったときの火花はフェライトとカーボンの
細かい火花が生じるのみ(線香花火のイメージ)ですが、ステンレスは
クロムを含む為に、火花の中に太くてやや暗い火花が数本混じります。
一度試してみれば、その差は明確に判りますので簡便法として有効です。
(いちいち、サンダ―を振り回すのは煩わしいですが、確実です。)
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廃棄する場合ということですが、どうして弁別する必要性があるのでしょうか。教えてください。
ステンレスの鋼種毎に区分して専門の屑取り扱い業者に販売するのであれば、屑が発生する前の製品加工段階から、業者の屑区分に従って屑廃棄場所を特定して管理するのが一般的で、個々に屑を調査することはしません。
また、単に雑多なスクラップとして混在販売するのであれば、
せいぜい 非磁性のオーステナイト系と、磁性がありオーステナイト系よりクロムやニッケル量が格段に少ないフェライト系およびマルテンサイト系、の2種類に区分する程度だと思います。なお、ニ相系等の高級品をお使いの場合、これらは磁性は確かにありますが、フェライト系よりは明らかに弱い磁性で区別がつくと思います。
火花試験は、2種類の材料が混在してどちらかを判断する程度ならともかく、
材質区分をきちんと当てるのは、よほど慣れないと、難しいのではないでしょうか。また、プロになると、火花をつかわずとも、目視の色合いだけでも、かなりの材質判断ができるようですが、これは製品状態の話で、屑は難しいでしょうね。
お金を掛けないのであれば、JIS G0566の鋼の火花試験方法です。
お金があるのであれば、蛍光X線などもあります。
http://www.shiei.co.jp/japanese/en_portable_x.shtml
お礼
2005/07/21 14:52
了解しました。
その手がありましたね。
有難う御座います。
*ちなみに蛍光X線は4~5百万するそうです。