このQ&Aは役に立ちましたか?
金型パーツの材質とは?最適な材質を考えよう!
2023/10/14 09:33
- 金型パーツの材質について悩んでいませんか?電磁軟鉄材(SUYP,SPCEN)、板厚t=1.0~1.2の打抜き加工で摩耗が早く困っています。現在は超硬(V3,NC4)を使用していますが、40万ショット程度で再研しています。そこで、100万ショット以上もつような最適な材質を探しているのですが、超硬以外でもかまいません。
- 金型パーツの材質にお悩みではありませんか?電磁軟鉄材(SUYP,SPCEN)、板厚t=1.0~1.2の打抜き加工で摩耗が早く困っています。現在は超硬(V3,NC4)を使用していますが、40万ショット程度で再研しています。これ以上再研するとコストがかかりますので、100万ショット以上もつような最適な材質があれば教えてください。
- 金型パーツの材質に問題を抱えていませんか?電磁軟鉄材(SUYP,SPCEN)、板厚t=1.0~1.2の打抜き加工で摩耗が早く困っています。現在は超硬(V3,NC4)を使用していますが、40万ショット程度で再研しています。しかし、再研するたびにコストがかかりますので、100万ショット以上もつような最適な材質を探しています。超硬以外でも適した材質があれば教えてください。
金型パーツの材質
2005/07/13 14:25
電磁軟鉄材(SUYP,SPCEN)、板厚t=1.0~1.2の打抜き加工で摩耗が早く困っています。
現在は超硬(V3,NC4)を使用して40万ショット程度で再研しています。
100万ショット以上もつような何かいい材質はないでしょうか。超硬以外でもかまいません。
回答 (4件中 1~4件目)
やはり圧縮残留応力を付加する事で滑落現象を押さることでいけると思います。(ボンバーディング処理、無理ならWPC)
当社実績でHV700程度の被加工材の抜きで50万ショットです。
尚超硬の材質も吟味する必要も有ると思います。
お勧めはG1(岩盤の掘削等で使う)です。
このQ&Aは役に立ちましたか?
この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
カナックのような窒化系の熱処理やTD処理は、母材が鉄系の材料でないと処理ができません。超鋼であれば変形や変寸の心配がないので、膜の密着性がよいCVD処理でTiC皮膜を付けるのが良いのではないでしょうか。
超硬の寿命要因は滑落現象から来る摩耗でしょうか?
弊社では、V30等に窒化処理(ニューカナック)をして寿命が2倍になった実績も御座います。
(もちろん全ての案件にあてはまるわけではないのですが)
その時の条件は金型G3材質 被加工材 SPCC 0.8t スピード400s/min なので、今回の案件とはまったく同条件ではないのですが・・・
あとは、クリアランスの問題等もあるのですが、超硬+ニューカナック+PVDという方法で寿命が伸びた場合もあります。
よろしければ?カナック萩原まで、一度ご相談ください。
上記回答ではRayさんが鉄系でないと窒化できないとありますが、カナック処理はCoをバインダーとして使用する超鋼に限り可能です。
(超超微粒子など、バインダーの少ないものは難しいですが)
硬さの上昇はあまり大きくはないのですが、圧縮応力を加えることによってタングステンの滑落現象を抑え、磨耗量を軽減すると考えられます。
お礼
2005/07/13 19:22
有り難うございます。検討させていただきます。
100万ショットですか。ほとんど半永久って感じですね。
ウチであればとりあえずTDを考えますが100万絶対もつかと言われたら自信がありません。TDのメンテナンスに関しては再研したら先からコーティングがはげてくる可能性があるので新品と同じ耐久性があるとは考えにくくなります。
そうなると作り直しか再コーティングとなりますが、再コーティングは大変な作業です(一度コーティングをはがす必要がある)のでウチでしたら作り直します。ウチでは超硬でコーティングというのはやったことがないのではっきりしたことはいえませんが、もしSKD11と同じように出来るならば最強の組合せだと思います。
他に金型のクリアランスを若干広げるということも金型の耐久性につながります。
お礼
2005/07/13 19:21
有り難うございます。参考にさせていただきます。
お礼
2005/07/27 17:49
有り難うございます。検討してみます。