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アルミニウム製造のドロス管理方法
2023/10/14 13:22
- アルミニウムの製造において、溶解時に発生するドロスの管理方法について教えてください。
- アルミニウムを溶解する際に不純物が生成され、それがドロスと呼ばれます。ドロスの管理は製造プロセスの重要な要素であり、品質向上や効率化に貢献します。
- ドロス管理には様々な方法がありますが、主な方法としてはフラックスの使用や適切な温度管理、スキムミングなどがあります。これらの手法を組み合わせることで、アルミニウムの製造過程におけるドロスの発生を最小限に抑えることができます。
アルミニウムの製造方法
2005/04/22 13:57
アルミ溶解時のドロス管理とはどのような内容かだれか教えて下さい。
質問者が選んだベストアンサー
合金の種類、鋳造の種類、モデルの形状、型の作り方、溶湯の処理、鋳型の製作、方案部の設計、溶湯の温度、鋳込み速度、押し湯などなど、鋳造にまつわる管理項目は多々在りますので、不良の現象をよく見極め、原因を調査、推測し、その要素をつぶすしか方法はないでしょう。
他のご質問で同様の回答をしていますので、ご覧下さい。
http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?tid=92494&event=QE0004
私どもの会社(アルミ鋳造)でも、毎日が不良撲滅と生産性向上との戦いです。
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その他の回答 (3件中 1~3件目)
アルミ合金の溶解・精錬時でのドロスつまり不純物の除去は、アルミ鋳造において極めて重要な管理項目です。アルミは非常に酸化しやすいため、完全な密閉炉でない限り、常に不純物が発生していますし、炉の清掃が不十分であると
溶湯内には多くの介在物が溶け出し、製品の品質にも悪影響を与えます。
アルミ溶湯処理では、塩素・フロン・フラックス・不活性ガス(アルゴン、窒素)、最近では6フッ化硫黄(SF6)などを用い、専用の溶湯処理装置を使って行います。定められた上記のガスを装置を使って一定時間吹き込み、不純物、介在物を除去していきます。この作業は、空気中の湿度などにもより、その頻度や脱ガス時間も変わっていきますので、充分な管理が必要です。
巣の問題との関連はもちろんありますが、巣の原因は数多くあり、あくまでも、ひとつの要素であり、なかなか特定することは難しいです。ただ、健全な鋳造品をつくる上での必要条件であることには違いありません。溶湯管理が不十分ならば、けっして良質な製品は作れないでしょう。
補足
2005/04/23 13:35
ご回答有難うございました。大変よくわかりました。!
申し訳ありませんが、最後に1つお教え下さい。
製品の要求特性を満足させるためには各工程内における条件管理が重要であると考えますが、外観(巣、異物、その他)の問題は各工程内検査で確認できるのでしょうか・・・最終製品の出来映えで評価するしかないのでしょか・・・工程内で外観不良多発ロット(巣、異物、その他)を見極める方法がありましたらアドバイスをお願いいたします。
アルミドロスは様々な不純物、特に発ガス因子を含むことから再利用用途にも限界があり、また廃棄の際にも特別管理物として多額の費用を要する。
http://www.consor2005.com/C/c11.html
アルミドロス処理システム
http://www.tepco.co.jp/solution/information/words-j.html
アルミドロスのリサイクル
http://www.tepco.co.jp/cc/press/97032401-j.html
アルミドロス処理
http://www.nikkeikin.co.jp/pages/press/P2002/p020417.htm
お礼
2005/04/22 16:40
ご回答有難うございました。・・・これまで投書しても回答をいただけたことがなかったので!
巣の問題と関連性がありそうですのでアルミの購入先の管理状態を確認し対応を検討したいと考えます。
お礼
2005/04/25 15:09
ご回答有り難うございました。
アドバイスいただいた内容を参考に工程内を確認してみます。