ラジアルボール盤でドリルチャックを交換できるメーカーの精度について知りたい

ウチではラジアル加工をするときチャックにて工具交換をしております。ずいぶん昔から使っているのでこれがあたりまえと思えるほどです。（＃2さんが紹介しているような商品です）他社でこれを使わず機械に直接つけて加工しているのを見たことがありますが、ハンマー片手にやりにくそうでした。
精度のことですがはっきり言ってＭＣと比べると格段に悪いでしょう。（直接ドリルをつけても）タップやボルトの座ぐりに0.1の精度は必要ないですよね。反対にノック穴や基準穴は精度が必要です。要するに加工する内容によって機械を使い分けるということでしょう。

こんばんは。

＃１さんの補足みたいな感じですが、
クイックチェンジドリルチャックの商品名で共立精機から別形式のものが出ています。
http://www.kyoritsu-seiki.co.jp/trannai.htm#TR-2
タップコレットと同じ感じで使えそうな感じですね。使ったことはありませんが。

私自身はラジアルでも、直立でも、＃１さんの仰るメーカーのものを使っていますが、主軸と工具の間に余分にアーバーが介在する形になるので、確実に精度は落ちます。

しかし、大きなメリットもあります。
仮に２０－M１０タップ加工を考えると、センターもみ→下穴加工→面取り→タップ加工。の順序になると思いますが、軸移動をしないまま、次から次へと工具を取り替えて１箇所ずつタップ加工を完成させることができます。工具４本なら、位置決めが１／４（２０回）で済みます。８０回の位置決めを考えると、仕事速いです。

要求精度に応じて使い分けをすればいいと思います。個人的には、絶対お勧めです。

工具先端にに多少のガタが出ても、工具ごとの位置決め誤差が無いので、結構使えるかも。

ワンタッチの取替えができないと、下穴のキリで２０個軸移動しながら加工、その後２０個のタップ加工といった状況を前提として書いています。
違っていたらごめんなさい。

日研やＢＩＧ（大昭和精機）にあります
精度はわかりませんが、フライス盤のミーリングチャックほどの精度良くは無いでしょう
違うメーカとの互換性は無いので良く考えてえらびましょう