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樹脂製品の寸法測定力に関する調査
2023/10/14 17:21
- 樹脂製品(円筒型)の外径寸法を測定する際の問題について調査しました。
- 標準外側マイクロメータでの測定に人による誤差が出ることがわかりました。
- 樹脂製品の寸法測定にはしっかりした規格が存在するのかを調査しています。
樹脂製品の寸法測定力
2005/01/31 08:54
私は、検査部門に勤めています。
その中で、樹脂製品(円筒型)の外径寸法を測定したのですが、標準外側マイクロメータで測定したところ、人によって誤差が出ます。
樹脂なので、測定力のせいだということはわかります。
では、樹脂物を寸法測定するときの圧力・方法など、しっかりした(JIS等)規格があるのでしょうか?
教えてください。
他のカテゴリで質問しましたが、ジャンルが違うのかと思い、質問し直しました。
質問者が選んだベストアンサー
空圧で測定子を押し付けるエアフロウメーターというのを使っています、エアコンプレッサーの圧に左右されて少々デリケートですが、個人差を無くすには有効かと思います。
定力マイクロであれば、ゼロアジャストまたはゲージブロックを使った時の圧のままでいいのではないでしょうか、多分測定圧とかの、そういう規定は無いと思います。
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その他の回答 (5件中 1~5件目)
測定圧力のメータがついたマイクロがありますよね。ゴムとか計るのに何グラムでいくつって規定されてますから。規格にはどうか分かりませんが、図面か部品仕様書に記載するとか、
補足
2005/01/31 10:36
ありがとうございました。
実は、この低測定力マイクロを発注することにしたのですが、その際にどの程度の付加をかけて良いのかわかりません。樹脂(材質PEI-CF20)φ28を測るのには、何gと規定されているのでしょう?
測定論で考えると、サンプリング回数を50回以上、(できれば100回以上)繰返して、平均値、バラツキ、標準偏差をとることで、測定対象物の真の値に近づくことができます。私の場合は、任意の座標を複数回サンプリングして、全ての3つの座標の組み合わせをリストアップして、それぞれから、半径を求めて、平均値を取って、バラツキを計算しました。バラツキが大きい(0.01以上の)場合は、「測定物の真円度が悪いので測定値がばらついているのだ。」と判定しました。任意の座標を8つ取ると、高校でやった順列と組み合わせから、8C3=56通りの半径の測定結果が得られます。古くは、BASICでソフトを組み、現場で使ってもらいました。今は、エクセルでマクロを組んだものを使っております。
樹脂物ですと
温度変化にも敏感ですよね
鉄100mmで1℃変化で1ミクロンですから
樹脂だと数十ミクロンでしょうか
弊社では
精密樹脂部品は
一定温度条件下で
光学式(投影機、レーザ変位計など)の測定しております。
当初、同様に機械的に測定しましたが
測定者間のばらつき大でした。
また光学式でも測定の熟練度により
異なってきます。
できるかぎり
測定条件が一定になるようにして
測定器機差も含めてつかんでおく必要ありますね。
検査用治具を作成するのは、如何でしょうか?
筒の内寸か外寸か必要な寸法の棒または筒状のMaxとMinの治具を造ります。
弊社では、筒ではありませんが、樹脂製品で測定し難い物は、検査治具を作成して入検しています。
JIS規格については、不明です。
お礼
2005/02/01 08:40
回答ありがとうございました
>定力マイクロであれば、ゼロアジャストまたはゲージブロックを使った時の圧のままでいいのではないでしょうか
なるほど。そうしてみます。
測定圧の規定はないんですね。
参考になりました。