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ドリルが折れて困ってしまいます。Φ3mm深さ50mmの貫通穴を明けたいです
2023/10/14 20:23
- 厚さ50mmのブロックにΦ3mmの貫通の穴を明けたいが、ドリルが折れやすく困っている。
- ドリルの長さが80mm前後で、チャックでくわえる部分が通常より少ないため、ドリルが折れやすくなっている。
- 折れたドリルがブロックの中に残ってしまい、ドリルが折れないようにする方法を教えて欲しい。
ドリルが折れて困ってしまいます。Φ3mm深さ50…
2006/11/03 08:35
ドリルが折れて困ってしまいます。Φ3mm深さ50mmの貫通穴を明けたいです
厚さ50mmのブロックがあります。
そのブロックにΦ3mmの貫通の穴を明けたいです。
でもΦ3mmのドリルは、長さが80mm前後しかなく、
ドリルをチャックでくわえるれる部分が、通常より少ないです。
でも仕方がないと思い、その状態で穴を明けていきました。
穴の貫通が近づくにつれて、ワークとチャックが触れそうになったり、
切粉が中に詰まって、少しづつ重くなってきます。
それはドリルを何回か抜いてやり、切粉を出してやればいいのですが、
問題はその貫通が近づくにつれて、ドリルへの負担が大きいのか、
ドリルが折れてしまいます。
実際に折れてしまい、ブロックの中に折れたドリルが残ってしまいました。
なんとかドリルが折れないように穴を明ける方法はないでしょうか?
宜しくお願いします。
回答 (6件中 1~5件目)
まず質問するにあたって現状の条件を記さなければせっかくの回答が無駄になります
使用機械
使用ドリル(材質、コーティング、メーカ名型式)
回転数(切削速度)
送り
ステップ量(何mm送って戻すのか)
切削油種類
それと 50mm貫通なら全長80mmもあれば掴み代は十分で
>ワークとチャックが触れそうになったり
というのが分からないのですが?
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皆様のお答えと重なる部分が多くなりますが、ボール盤などで手送りで加工するとして、深孔でのドリル折れに対しては次のような対策が考えられます。
1)ワークの固定を確実に行う。バイスやチャックでつかんでも、ボール盤にそのバイスやチャックを固定しない横着をする作業者がたまにいますが、そのまねはダメです。
2)標準のドリルの他にロングドリル(可能であれば溝長が加工深さより長いもの)を用意し、標準ドリルで孔径の3~7倍程度の深さまで加工したら、ロングドリルに交換して加工する。
3)孔径の5倍程度の深さあたりから、おおむね孔径の深さを送ったらドリルを抜いて切り粉を取り除く(ステップ・フィード)を繰り返す。その際、切り粉が加工中の穴の中に入り込まないよう注意。
4)切削剤は油性の切削油を使用し、ケチらずにかける。できればミストにして吹き付ける。
5)ステンレスや合金工具鋼など切削性の悪い材料に対しては、宇都宮のプロタイプや日立のYKSシリーズなど「強力型」などと称して販売されているプロペラ型断面のドリルを使う。いわゆる「生材」SS400なども思いのほか加工性は良くないので、強力型ドリルは多くの場合で大いに有効で、費用対効果も良好です。
6)ドリルが切れなくなると穴が曲がりやすくなり、ドリル折れの原因が増えます。切れ味に注意して、常に切れるドリルを使いましょう。なお、小径ドリルの再研削を手研ぎで正確に行うにはかなりの熟練を必要とします。ドリル研削盤がない状況では新品のドリルをそれなりの数量で在庫しておきましょう。
たかがφ3の孔に大げさな! と思われるかもしれませんが、ドリル折れの後始末をする手間と費用を考えれば、万全の体制を整えてから加工に取りかかるほうが時間的にも経費的にも得策です。
お礼
2007/01/03 18:27
ありがとうございました。
ボール盤での作業であるとしてアドバイスさせていただきます
ワーク材質やどのようなドリル形式なのかがわかりませんが、標準のストレートドリルで、十分加工可能な範囲と思います。
重くるなるのは、深くなるほどドリルの溝にそっての切粉排出が悪くなるためです。
そのためには7Dを超えたあたりからドリル抜きを頻繁に行って切子排出を行います。
ドリルの溝が隠れる程の深さになれば0.5D切削するごとにドリル抜きが必要かと思います。
それと十分な切削液の供給が必要です。
切削液は油性の切削油といわれるものを使用ください。潤滑油などは禁物です。
お礼
2007/01/03 18:28
ありがとうございました。
かなり折れやすく慎重な作業が必要ですが、ロングサイズのドリルという物もあります。
ドリルが折れる原因の一つがスパイラルのないところまで加工物の中に入れてしまうことあげられます。
基本的にスパイラル部分は切り子を排出しますので詰まることはありませんが、ストレートの部分が穴の中に入ってしまうと、穴とドリルのクリアランスがない状態の所にさらに下から切り子が押し上げられてきます。それがが詰まることによりドリルの抵抗が増えドリルをを折ってしまうことが多いと思います。
方法としてはまず一つは先に書いたロングサイズのドリルを使用して穴をあける方法です。通常のドリルで穴をあけられるところまであけてのこりをロングサイズドリルであける。ただし押しすぎると折れます。
もう一つは普通のドリルでストレート部分が穴に入ってからは、1ミリ入ったらドリルを抜いて、ワイヤーブラシなどでドリルについた切り子を綺麗に落す。そしてまた穴をあける、抜いて掃除するの繰り返しをします。
最近私はこちらの方法で50mm の鋼材に 3mm の穴を4個所あけました。4個所なので地道にこの方法であけました。数が多いとちょっと考えてしまいます。
こつは詰まる前にドリルを抜くことです。
チャックの締めを緩くするという方法も聞いたことはありますが、この方法だと詰まりそうになったときにドリルが抜けずにチャックから外れてしまったため私はこの方法は使いません。
以上。参考までに。
お礼
2007/01/03 18:30
ありがとうございました。
ブロックの形状や穴の公差、ピッチ等の公差があるのかはわかりませんが
その様な制約がないのであれば片面から30mmづつくらいあけて反転して
30mmくらいまでいれ貫通させる工程であれば問題ないと思いますが‥‥?
お礼
2007/01/03 18:26
ありがとうございました。
お礼
2007/01/03 18:27
ありがとうございました。