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3次元形状の製品のクランプ方法を考える
2023/10/14 22:21
- 3次元形状の製品をクランプする方法を検討中です。現在はプロペラのピン状のクランプを使用していますが、再現性に不安があります。
- 製品は鍛造材であり、形状に2mm程度の余肉のバラツキがあります。クランプする際には位置決めが必要であり、5mm以内に全ての形状が収まるようにする必要があります。
- 現在のクランプ案では、プロペラの下面に3点のピン状のクランプを使い、側面から押し付けて位置決めします。しかし、浮き上る部分をクランプする際に再現性が出るか不安です。
3次元形状の製品をクランプするには?
2006/09/01 01:26
扇風機のプロペラの様な3次元形状の製品(サイズ:約1mX1m)をイメージしてください。
この製品は鍛造した状態で材料をメーカより購入します。これを治具でクランプして追加工します。
製品は鍛造材なので形状に2mm程度の余肉のバラツキがあります。(5mm以上はキープ)
本製品は複数枚あり、加工後は均一な製品である必要があります。基準面らしい基準面も無く、3次元形状なので位置決め方法を悩んでいます。
余肉は均一に5mm以上あります。つまり、位置決め時いこれ以上ずれると加工できない面が出ます。よって全ての形状が5mm以内に入る様にクランプする必要があります。
現在クランプ方法について下記の案で検討中です。上手く再現性を出せのか不安で、書込みさせていただきました。
<クランプ案>
?プロペラの下面を3点の球形状のピン状のもので受け製品を載せます。
?次に側面に3本ピン状のものを立てておき、これにサイドから押し付けて位置決めします。
この時、サイド面から押すと折角受けた下面が浮上るところが出ると思います。浮き上った部分のみクランプを上昇し押当てます。この方法で再現性が出るか不安です。
この様な3次元形状の製品をクランプするには、どう考えるのが良いのでしょうか?
回答 (6件中 6~6件目)
3次元形状といえども他の部品なりベースに取り付けるのなら取り付け面と取り付け穴やタップ穴を加工すると思いますがそこから加工するのですよね?
材料の大きさばらつきもあると思いますが、余肉が5mmもあるのなら押し当てで充分な気がします。
当てが点当たりや線当たりで不安なら材料の当てる面をサンダー等で均しておき、メス形状の当てを作って位置決めしてはどうでしょうか?
クランプしにくい場合は2回の位置決めが必要かもしれません(ある面を加工し、その加工した面をクランプして別の面を加工する)。
材料取りの6面引きに近い考え方です。
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