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SUS304のヘッダー加工について
2023/10/14 22:35
- SUS304の線材をヘッダー加工した際の金型への焼き付き問題に対する解決方法とは?
- マシンオイルを使用しても起きてしまうSUS304ヘッダー加工後の焼き付き問題の解決策
- 困った!SUS304ヘッダー加工の際に金型に焼き付いてしまう問題の解決方法はある?
SUS304のヘッダー加工について
2006/08/01 17:50
SUS304の線材をヘッダー加工したのですが、金型に焼き付いてしまいました。
ヘッダー加工を行う際にマシンオイルを使用したのですが、それでも焼き付いてしまい困っています。
何か方法があれば教えてください。
ヘッダー寸法はφ2.0 → φ1.9 です。
質問者が選んだベストアンサー
「回答3」に追記。コーテイング処理による改善事例を紹介しておきます。
(1) PCVDによるTiN/TiCN多層膜処理。a; 被加工材 SUS304 厚1.6mm 冷間成形ダイ。 b; 金型材質 SKD11。 c; 実績 TRD処理型 25000ショットに対してPCVD処理型 120000ショット。d; 処理企業 オリエンタルエンヂニアリング(株)TEL 0492-25-5811 FAX 0492-25-5811 なお、今後の課題として、現用の金型材質(超硬)を粉末ハイス(日立金属 HAP40,or大同特殊鋼 DEX40)への切り換えによって原価低減が見込まれます。他にも多くのの事例が報告されておりますが、被加工材が SUS304などの成形型に対するPVD,CVDなどのハードコーテイング処理は不可欠と考えられております。詳細については、処理企業と連絡調整の上ご検討かた。ご成功をお祈りします。以上。
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その他の回答 (4件中 1~4件目)
焼き付き(凝着摩耗)はSUS304の成形金型における典型的な不具合現象で種々対応策が開発されております。例えば、(1)金型材質は成形時の摩擦熱で軟化しにくい材質として、超硬、粉末ハイス(Co入り)などを選択する。(2)摩擦係数の軽減策としてコーテイング処理を施す。例えば、窒化;+ TiN(CrN)などPVDによる複合処理、またはプラズマCVDによるTiN/TiCN多層膜コーテイングなどが知られております。現在用いられている金型の内容を教えていただければ、具体的な対応策をお知らせできるものと思います。よろしく。
お礼
2006/08/03 23:32
回答有難うございます。
金型は超鋼(グレードはG5)を使用しており、コーティング処理はしておりません。何かコーティング等で改善ができる方法があればご教授願います。
ヘッダー油を作っているか分かりませんが、横浜市の協和石油ルブリカンツに問い合わせしたら
と、思いました。相談ならタダだと思います。ついでにサンプルも請求しても良いと
思います。
補足
2006/08/02 08:59
回答有難うございます。
早速、問合せを出してみようと思います。
SUS304の線材表面処理はしてないのでしょうか?
ボンデ処理(表面に燐酸被膜してある,微妙に緑かかった処理)もしくは石灰引きされていないのでしょうか?
お礼
2006/08/02 08:53
回答有難うございます。
SUS304の表面処理は行っていません。
Ni被膜付きのSUS304の検討も行ったのですが、どうしても裸材を
使用したい為、あえて裸線でヘッダー加工を行おうとしております。
但し、ボンデ処理の検討は行っていなかった為、検討内容に追加したいと思います。
アドバイス有難うございます。
お礼
2006/08/04 22:15
回答有難うございます。
金型のハードコーティング処理がかなり有効打という事がわかり大変有り難い情報です。
コーティングの検討を進めていきたいと思います。