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見積と請求:実作業時間に合わせて再見積をお客様に出すべきか
2023/10/15 02:25
- 質問は二つあるのですが、どちらもお客様先における出張工事(機械修理)に関する見積と実作業の差異についてです。
- 下記のような場合、実際の請求としては見積書通りに行うのか、実作業時間に合わせて再見積をして請求するのかで悩んでおります。
- 私は、実作業時間に合わせて再見積をお客様に出して、請求を行うべきだと思うのですが、社長の意見としては、1の場合、一日分の作業費を利益とするために一生懸命働いたのだし、もし4日かかってしまった場合、お客様から作業費はもらえない、2の場合はお客様都合なのだから、それぞれ見積通りでよいとのことです。
見積と請求について
2006/04/01 20:28
私の父は10名程度で機械部品の加工から機械の組立、修理を行っている会社を経営しております。
私自身はその会社で働いているのですが、将来会社を引継ぐ者として、最近は見積の全てを任されるようになりました。
そこで、色々と疑問が出てきたために質問させて頂きたく、宜しくお願いいたします。
質問は二つあるのですが、どちらもお客様先における出張工事(機械修理)に関する見積と実作業の差異についてです。
下記のような場合、実際の請求としては見積書通りに行うのか、実作業時間に合わせて再見積をして請求するのかで悩んでおります。お客様とのこれまでの関係にも拠るのでしょうが、他社は一般的にどうされているのか教えて頂けませんでしょうか。
1.
見積にて工期を3日(24時間)みていたが、実際には2日(16時間)で終った場合。(必死に作業して終らせた)
2.
同じお客様先で別々の工事が3件あり、それぞれに工事費を見積もっていたのですが、急遽同じ日に工事を行うことになり、3件の工事が約1件分の工期(工数)で終った場合。(お客様から同じ日程で工事をして欲しいと要望
があった)
私は、実作業時間に合わせて再見積をお客様に出して、請求を行うべきだと思うのですが、社長の意見としては、1の場合、一日分の作業費を利益とするために一生懸命働いたのだし、もし4日かかってしまった場合、お客様から作業費はもらえない、2の場合はお客様都合なのだから、それぞれ見積通りでよいとのことです。
経営の観点から考えると、私は甘いのかもしれませんが、何か納得できません。特に1の場合、追加請求項目が出てくれば、きちんと説明してお客様に納得していただいた上で追加見積を出せばよいと思いますし、トラブルを想定した見積をだして、何事も無ければ請求時に工数を実際に合わせて減数調整すればよいと思うのですが。
皆様のご意見、アドバイスを頂戴したく、何卒宜しくお願い申し上げます。
回答 (9件中 1~5件目)
皆さんの回答拝見させていただきました。
個人的に思ったのですが、
>特に1の場合、追加請求項目が出てくれば、きちんと説明してお客様に
納得していただいた上で追加見積を出せばよいと思いますし、
時と場合と金額によると思いますが、購入する側の従業員クラスだと、これやられると大変です。稟議通して予算を取ったものに、さらに追加は・・・。
確かに納得はできますが、再度稟議通るまで待たないといけなくなるので。決裁権が自分に無い立場ではつらいです。
(特に稟議をしぶしぶながら通してもらったときなど)
購入側の立場に立てば、納得ができる見積もり金額に対して発注をかけると思います。
>(必死に作業して終らせた)
ということに発注側が理解できれば、見積もり金額のままでもいいのではないのでしょうか?よほどの事情があって、必死に終わらせたのでしょうから。ただ、それが毎回になってくると、値引き対象の見方に変わりますが。
あくまでも個人的な感覚です。
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町工場で機械やプラントの設計、見積をやっているものです。
自分では見積方法が時間×単価であれば、実働工数×単価で再度見積もりし
減額して請求します。
当社ではその仕事上で発生する作業項目の単価を出来るだけ細かく出し、例えばチェン交換××円など、各作業項目を積み上げて見積もりをしています。その合計金額が、概ね予想される人工なり工数に合致していると考えられるような見積であれば、後で予定日数が多少早くなっても、減額というような話にはなりません。
お客さんの立場から言えば、時間×単価での見積もりですと、どうしても作業時間に対してお金を払うという感覚になります。また、派遣される作業員によってもスキルが違うため、作業時間や日数にもばらつきがでます。
最終的に自身では、見積金額から予想利益を差引いた金額の±5%位に、実際の決算が収まっていれば良しと考えています。
経営上のことに限らず、見積でも、お金の請求でも全てを、確かなものに基礎を置いて考えるべきなのではないでしょうか?
偶然性を考慮に入れることは、全てのものを不安定にするように思います。
そういう事態が、度々あるようでしたら、それは見積もり自体が間違っていると思います。
偶然に利益が大きく出ることは、偶然に大きな損失が出ることにつながります。
自分の見積と大きく違うことに、なる前にきちんとした見積をして、きちんとした仕事をすることが、自分にとっても得意先にとってもプラスになると思います。
信用は確かなものに基礎を置き、偶然に基礎を置く物ではないと思います。
参考になれば
皆様とちょっと違う意見を書きます。(貴方の考えに近いかも知れません。)
ウチではプレス金型の設計製作をしていて、機械も数多く保有?しております。
まず、お客さんと作業者の立場を分けて考えたらどうでしょうか。
お客さんの立場からみれば、値段は安いに越したことはありませんよね。
もし、1と2の場合でお客さんが値段が高いと感じた時には、どうなるか?
何も言わず変えれるものなら業者を変える可能性があります。
この一番の理由はおそらく「見積もりする人間が若くなり、世間もよく知らないやつになり、融通が利かなくなった。」こう思われる要に思います。
だだ、相手も若ければそんなことは思うはずもありませんが・・。
だからと言って安くすると、すぐに無理を言ってきます。(赤字)
(これはあくまでも私の経験談からです。)
これを打開するにはどうすればよいか?
まず、的確な見積もりを出せるようにすること。
そうしたら、どうすれば的確な見積もりが出来るか?
部品の値段をよく把握し、現場の技術を出来るだけ自分の物とすること。
そうすることで、見積もりに根拠が出来、必死に作業しても8時間も変わらないと思います。
実際にではウチで見積もる時にはこのことに会社の運営費、機械の償却費などを考慮にいれて算出しますから、こんなに簡単ではありませんが・・。
後、結構大事なのが、お客さんとのトークです。(作業者も含む)
トークが良ければ、たとえ値段が高くてもOKになりやすいでしょうし、トークがないとか悪いとか、礼儀がないとか、の印象をお客さんに与えてしまったら、もう二度と仕事は来ないと思っていいと思います。
最後にウチで機械修理をお願いするときは実際にかかった時間を大体ではかりその時間チャージ料に基本料金と作業者の交通費を足して支払っています。
参考になれば幸いです。
ktyさん、初めまして。
私は町工場を経営している者なので、少し業務内容は違うと
思います。
あくまで、私のやり方として理解いただきたいのですが。
何人×何時間×時間単価という考え方が基本であることは
間違いありませんが、お客様が求めているのは、お金を出
しただけの価値があるかどうかだと思います。
いくらこちらが5日かかるから、もしくはかかったからと
見積りや請求をしても、お客様が価値がないと判断すれば
不満を感じることになります。
見積りに慣れないと大変だとは思いますが、他社との差別化
をし、自分で値決めできるようにならないといけないと思います。
一人の意見としてご参考になれば幸いです。