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水素ガスの爆発温度とは?危険性について知りたい
2023/10/15 05:31
- 水素ガスを使用した熱処理での爆発の危険性について疑問があります。
- 水素は低温のほうが危険とされていますが、その根拠について知りたいです。
- また、大気圧下での爆発限界は減圧下でも通用するのかも知りたいです。
水素ガスの爆発温度について
2007/12/25 17:33
水素ガスを使用した熱処理で、低温での水素ガスの炉内導入は
爆発の危険があるので避けるべきだと教えられたことがあります。
しかし実際には400℃台でも鋼の熱処理は行われていますし、
DLCはもっと低温だと聞きますので
根拠に乏しいのではないかと思っています。
高圧ガス保安技術の本には低温での爆発はしにくいともあります。
そもそもリークがあって酸素が入らなければ爆発しようがないと思います。
また酸素があっても減圧熱処理では爆発の危険性が
大幅に減少するはずです。
ということで
・水素は低温のほうが危険という根拠はどこから来るのでしょうか。
・大気圧下での4から75%の爆発限界は減圧下でも通用するのでしょうか。
の二点についてご教示ください。宜しくお願いします。
回答 (1件中 1~1件目)
水素ガスの特性
水素ガスは,扱い方を誤ると爆発しやすい危険な性質をもったガスです。 水素ガスを
使用するときは,水素ガスの性質を理解し,正しく取り扱ってください。
・ 無色,無臭の気体。
・ 燃焼範囲が広く,空気と混じると体積で4%から75%の範囲で燃焼する。
・ 非常に低いエネルギーで着火する。
・ 空気より軽いので,天井付近に滞留しやすい。
・ 拡散速度が速いので,短時間で空気と混じる。
・ 急激に膨張すると自動着火する。
・ 水素の火炎は無色で見えにくく,風に流されやすい。
・ 塩素などのハロゲンガスと混合すると,日光の直射によって爆発する。
等々です。
≪Q-1≫
水素は低温のほうが危険という根拠はどこから来るのでしょうか
≪A-1≫
前述の水素ガス特性にある“急激に膨張すると自動着火する”では?
低温水素ガスが、常温空気と混ざり、
前述の水素ガス特性にある“拡散速度が速いので,短時間で空気と混じる”
結果的に高濃度の水素ガスが、“急激に膨張すると自動着火する”危険性が高くなる。
でしょうか?
≪Q-2≫
大気圧下での4から75%の爆発限界は減圧下でも通用するのでしょうか
≪A-2≫
前述の水素ガス特性にある“燃焼範囲が広く,空気と混じると体積で4%から75%の範囲で
燃焼する”ので、大気圧下での体積比ではないでしょうか?
大気圧下での空気中酸素濃度と水素ガス濃度比(H2とO2の燃焼メカニズム)では?
水素ガス特性のURLは、
http://www.an.shimadzu.co.jp/support/faq/gc/bombe.htm
“急激に膨張すると自動着火する”は、夏の入道雲と落雷(静電気)でしょうか?
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