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電源の漏洩電流の算出方法
2023/10/15 07:22
- 装置の漏洩電流の計算方法を教えてください。
- ユニット電源とノイズフィルター付インレットを組み合わせて装置を構成しようとしていますが、漏洩電流が増える可能性があります。
- AC120V/60HzとAC240V/50Hzの条件で漏洩電流を算出する式は「2パイfCV」です。
電源の漏洩電流の算出方法
2007/11/28 14:29
装置の漏洩電流の計算方法を教えてください。
今回、ユニット電源とノイズフィルター付インレットを組み合わせて
装置を構成しようと検討していますが、AC入力部のフィルターが二重に
なるので漏洩電流が増えると思いますが新人で自信がなく皆さんにお聞きします。
よろしくお願いします。
入力条件
AC120V/60HzのときとAC240V/50Hz
他に調査してわかったことは、「2パイfCV」という式がそれらしいと言うレベルまでです。
回答 (3件中 1~3件目)
> 他に調査してわかったことは、「2パイfCV」という式がそれらしいと言うレベルまでです。
この式は、漏洩電流が、ユニット電源やノイズフィルタの接地コンデンサを
通じて流れるとして、オームの法則で計算したものだと思います。
i=v/z=v/(1/2πfC)=2πfCv
因みに、ユニット電源やノイズフィルタのデータシートには
漏洩電流が書かれていると思います。
> 弊社の漏洩電流の規格として1mA以下となっています
普通のユニット電源とノイズフィルタならきわどい値になりそうですね。
特に、電源複数個とか、電源がAC240Vならオーバーする可能性が大きいですね。
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申し訳ありませんが、計算で出す方法が思いつきません。
耐圧試験機が交流か直流か、
課電圧の高さ、テスト用の高圧コードの種別、コードの引き回し方、
試験機の種類で結果が違います。他にも気候条件、
被測定物の配線状況など不確定の要素が多く、たとえ計算で当りをつけても、
結果がその通りになるかは、わかりません。
電線の種類が違うと誘電率なども違って来て、結果が違うと思われます。
被測定物の方を精密に分析しても、試験機側の不確定要素が
除外できません。試験機や試験用機材(ケーブル)などをトータルで
漏洩電流(表面リークと貫通電流の和)として考えるので、
実験結果のデータを蓄積して基準とする方法でよいとおもいますが。
私どもでは、実績を見て、上下限を決めてその範囲に入ればよいというような方法です。回答にならず申し訳ありません。
おたづねの回答にはなりませんが経験から申します。
計算値が出たとしても、
実際の漏洩電流とはズレがあります。よって計算したことがありません。
ほとんど、実際に測定するほかは、ないとおもいます。
装置の耐電圧試験で漏洩電流を測定しますが、
その漏洩電流値がいくつ以内とかの規定はありません。
同じ製品でも、微妙に違いがあり、ある範囲には入りますが、
同じにはなりません。環境(湿度、試験機材の違いなど)で
値が変ります。課電する電圧、周波数でも違いがでます。
漏洩電流は、測定のたびにちがうので、オームの法則に則った変化を
していれば(電圧におよそ比例して漏洩電流が増加していく)OKとしています。ある電圧で、急激に電流が増えたりしなければ問題ないとします。
回答にはなりませんが、1回測定してそれを記録しておけば、計算方法が
判らなくてもよいのではないでしょうか?
実務ではよくある方法です。判らない計算をするより実験するほうが早いのです。
お礼
2007/11/29 09:15
ご回答ありがとうございます。
実測する方が早いと私も思います。しかし、部品選定する上で大体でも予想したいと思います。
なぜなら、弊社の漏洩電流の規格として1mA以下となっていますので実測してNGの場合を想定して何種類か手配することになるためです。