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2007/11/08 12:21
表面処理鋼板をタップ加工する際に、塩素系の切削油を使用しました。
製品に油溜りが残ったまま、ほぼ一ヶ月間、密封ではない状態で
外気が触れる場所に保管していました。
塗装処理の為、90℃に熱した溶剤(トリクロロエチレン)で脱脂洗浄を
行い、片面のみの焼付け塗装を行ないました。
塗装後、ダンボール箱内に梱包し、一ヶ月経過後確認したところ油溜りが
あった箇所に赤さびが発生していました。
表面処理のない破断面には、ほとんど、さびの発生が見られません。
どの時点で、さびが発生したのかは明確ではありません。
おそらく塗装後の保管状態の中で赤さびにまで進行したと思われます。
切削油メーカー公表の銅版腐食性能は4bとあり腐食させやすい油の
ようです。油溜りがあるまま保管した間に表面に変化が発生したような
気がするのですが。
以上のような経緯なのですが、赤さびの発生に関して決定的な要因は何か
ご教授いただけませんでしょうか?宜しくお願いします。
極圧添加剤が塩素系なんですね
勿論塩素そのものではなく化合物の状態で入っているのですが
加工熱により分解する場合があるようです
ですから塩素が原因で腐食したと思われます
腐食起こすほどの配合率のものはだいたい想像つきますが
ウチでは加工後即洗浄が基本ですね
早速の回答有り難うございます。
加工後の塗装加工までどうしても期間が開くため、即洗浄した場合は
さび止め処理が必要になります。
早急に、非塩素系の切削油に切り替えて対処しようと思います。
2007/11/08 15:10
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