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油分を含まない冷却水とは?
2023/10/15 10:20
- 極小径電着砥石を使用し、焼成後のセラミックに止まり穴を加工
- 刃具折損の問題があり困っています
- 油分は含んでないけど錆びの出ない冷却効果のあるモノは世の中に存在するのでしょうか?
油分を含まない冷却水
2007/09/26 10:23
こんにちは
現在、極小径電着砥石を使用し、焼成後のセラミックに止まり穴を加工
していますが、刃具折損の問題があり困っています。
現状の加工法はワークの性能上、油分は厳禁という事からエアーブローで
切粉を除去して加工している程度です。切削条件等はメーカーの意見を
頼りにテスト加工を実施し、それなりに良いとは思うのですが、
やはり研削ですので乾式では限界があります。
さすがに機械の事を考えると真水を使用して加工というのは無理です。
そこで油分は含んでないけど錆びの出ない冷却効果のあるモノは世の中に
存在するのでしょうか??? 参考までに教えてください。
ちなみに近いうちにコールドエアーはデモ機を借りる予定です。
回答 (4件中 1~4件目)
的外れでしたらすいません。
自動車のラジエター液(クーラント)なんてどうでしょう?。
防錆剤も入っているはずですし、研削に良いかどうかは分かりませんが。
主成分はエチレングリコールだった様な。
ホームセンターで買えるし、希釈も出来るし。
水溶性研削油(エマルジョン・ソリュブル・ケミソリュ)では、油分厳禁は
無理でしょうから・・・。
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FUTONさんの状況はよく分かりませんが、
水溶性切削液には3タイプあり、
そのうち、ケミカルソリューションタイプを使うと良いのではないでしょうか?
大概の油剤メーカーが用意していますので、
当ってみてはいかがでしょうか?
参考になるか分かりませんが、
セラチップの研削も水溶性切削液で行われていたと記憶しています。
1884年から機械加工を始め1945年から、砥石を生産し、切削、研削油を製造している。シンシナティミラクロン社というところがあります。
アメリカではシェアNO.2で、ボーイング社、ボンバルディア航空社、ベル社、ロッキード社、ゼネラルエレクトリック社の承認番号を取得しているようです。
ILMA規格、ISO14000規格も通過しており、塩素フリーに加え、硫黄フリーの加工技術を確立しているようです。
水溶性研削液は多くのメーカが出してるはずですが。。。
ほぼ同じような用途で○ストロールのTL-1350 を使ったことがあります。
『油分は厳禁』というのは、セラミックスに浸透するからでしょうか?
でなければ、やっかいなことですが洗浄という手も。困難な加工ですから、加工性優先の方が宜しいかと思います。
>機械の事を考えると真水を使用して加工というのは無理
錆の問題は水溶性研削液を使えば問題ありません。
但しセラミックスを加工すると、微細な切り屑がミストに混ざって舞います。
これがテーブル摺動面やスピンドルのベアリングに侵入するとトラブルを招きます。
この対策はかなり機械の作り込みに依存し、後からの対策は難しいことが多いです。