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2007/07/23 20:39
今弊社でsus304の板350*280*8の板厚の加工をしているのですが、
反ってしまい思うように加工できません。
加工方法はφ40のエンドミルで主軸回転150、送り50mm/minです。
当然切削油はかけています。水溶性です。
φ40のエンドミルにての平削り加工でしょうか?
磨き材はいかに取り代を少なくしてもかならずそります。
加工方法を見ますとハイスエンドミルをお使いのようですが、いくら冷却のために切削油をかけてもそってしまいます。
8厚板を何ミリに加工するのか知りませんが、黒皮材を使う手もありますよ。それでもそりは出ますがかなりマシです。ただし図面指示によっては総削りになってしまいますが。うちはロット数が少量なので精度を要する加工はすべて黒皮材に変えてもらっています。ロットが多いと加工が増えるだけ無駄な時間となりますが。
黒皮材を使うなんて考えても見ませんでした。
今回黒皮材でやってみます。
ありがとう御座いました。
2007/07/25 18:08
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加工ひずみの多いSUS304は当然そりは出てきます。8mmの厚さですと2D材ですよね?これですと圧延後熱処理酸洗いされているので比較的条件はいいと思いますが、圧延後熱処理されていないと、圧延時の大きな表面ひずみが切削と取られるわけですから大きなそりが出ます。材料切断時のシャーリングでもひずみは出ますので、基本的にはひずみ取り熱鈍、出来れば容態化処理しなければ無理と思います。熱処理をしても加工中のひずみで変形しますから、精度を必要とするなら中間なましが必要でしょう。(シャー切断をなくしても条件はかなりよくなると思います。)残留ひずみの状況がわかればたとえば内部から削っていくと比較的変形しないとか、あります。この辺はノウハウですね。
少し追記します。加工前の材料は表面応力がつりあっているわけですから、切削してこの応力をとってしますと、この弱い部分に応力のバランスが崩れ変形になるわけです。また当然重切削すると変形しますから、あまり大きな負荷をかけないで両面から少しずつ削っていくほかないと思います。ひずみをいかに均等になくしていくことが出来るかがポイントです。明確な答えにはなりませんが、私も苦労しています。やはり最終仕上げ前の熱処理でしょう。
加工方法を変えるだけでは難しいようですね。
ありがとう御座いました。
2007/07/25 18:02
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