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2007/05/21 16:01
お世話になります。
弊社では高硬度材(HRC50~HRC60程度)を加工するとき、素材は
材料屋さんが熱処理後に6面研磨まで行ってから納入して頂いてます。
しかし、納品時の材料屋さんの検査表と納品後の社内検査値では
ほとんど差がなく、交差内に収まっているにも関わらず
加工後に測定すると寸法が大きくなっていることがあります。
加工後に大きく外形寸法が変わることはあるのでしょうか?
素材:PD613(HRC56~60)
外形寸法:100×100×20
変化する値:測定時99.996mm 加工後100.008mm
加工内容:マシニング(穴明け/切削)
※弊社も材料屋さんも温度管理されています
※焼入れてから、研磨・納品・加工までの期間は2週間程度です
質問No.7924に同様な質問があり、これに対する回答が参考に
なります。
結論から言えば加工後に寸法が変化することはあり得ます。
熱処理条件によっても違いますが、寸法変化を最小限にしたいの
であれば、焼入れ・焼戻し条件の他、サブゼロ処理も視野に入れ
て検討してみてはいかがでしょうか。
toshi様
ご指摘ありがとうございます。
過去の質問を一通り確認し、同じ質問が無かったので質問したのですが・・・
以後、気をつけます。
材料屋や焼入れ屋とサブゼロ処理について相談してみます
ご回答ありがとうございました。
以上
2007/05/21 17:00
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RB利です
経験内容ですみませんが
HRC55ほどに焼きいれ焼き戻しされた100X100X20の6面研磨された
材料を面加工や、穴あけ加工して100mmで0.001単位の変化は当然だと思います
一般に100mmで0.001単位の狂いが認められない場合は
研磨加工は最後にします
熱処理されていない材料でも加工による圧延応力の開放や加工熱によるひずみなど
で変形がおきます
まして、焼きいれされた材料は焼き戻しで応力除去を行っているとしても
完全でなく、そのまま常温で放置しただけで(1ヶ月単位)100mmで0.001単位のひずみや曲がりが出る場合があります
今回のように熱処理後加工した場合は熱処理応力が加工によって部分開放されるのと
加工による加工ひずみが加わり寸法変化は当然だと思います
圧延方向に平行か直角かでも変わってきます
先にのべたように、0.001mm単位の精度が必要な場所は
他の全ての加工後、熱処理し ある程度時間をおいてから
加工ひずみを起こさないように(加工しろを少なくする、熱がかかるのを最小にする等)研磨加工することが良いと思います
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