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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:SW入力回路のGND浮き対策)

SW入力回路のGNF浮き対策

2023/10/15 16:23

このQ&Aのポイント
  • SW入力回路のGNF浮き対策についてご質問です。SW入力回路のGNF浮きとは、SWがOFFの状態でも0.5V〜1V程度のGNFが発生する現象です。
  • 回路構成は、入力側からSW→NPNデジトラ→マイコンであり、SW_ONで5V、OFFで0Vをマイコンへ入力します。
  • SWではGNF浮きがあり、その対策としてSW→NPNデジトラ間にPNPデジトラを挿入しています。
※ 以下は、質問の原文です

SW入力回路のGND浮き対策

2007/04/29 16:21

SW入力回路のGND浮き対策について教えて下さい。

回路構成は、入力側からSW→NPNデジトラ→マイコンであり、
SW_ONで5V、OFFで0Vをマイコンへ入力します。
SWではGND浮き(約0.5V~1V)があり、その対策として
SW→NPNデジトラ間にPNPデジトラを挿入されています。

PNPを挿入することで何故GND浮き対策になるのでしょうか。
またPNP挿入によってマイコンへのON/OFF論理が反転して
しまうのではないでしょうか。(SW_ONで0V、OFFで5V)

ご存知の方がおられましたら、ご指導よろしくお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

ベストアンサー
2007/04/30 02:30
回答No.2

>SW→NPNデジトラ間にPNPデジトラを挿入されています。
>PNPを挿入することで何故GND浮き対策になるのでしょうか。
  そのNPNデジトラは、内部の抵抗がどのように接続されているタイプでしょうか。
  入力端子→抵抗→TR(B)の「ベースに直列に抵抗の入っているデジトラ」でしょうか。

  もし、抵抗がベースに直列に入っているだけのデジトラならば、仰るように
  SWの残留電圧の0.5Vは、トランジスタがONする0.6Vに近いので、ONと感じてしまいそうですね。
  また、SWとNPNデジトラ間にPNPデジトラを入れるということは、そのPNPデジトラの(E)は
  5Vに接続されるでしょうから、5V線から見て、0.6V以上下がったところでトランジスタがONする、
  つまりGND線から見ると、4.4Vの電圧が勝負の境目となり、
  たとえSWの残留電圧が1Vあったとしても、4.4Vより下なのでトランジスタはONになる、
  という理由でしょう。
  でも、この場合でもPNPデジトラがOFFになっている電圧範囲は、
  +5V~+4.4Vの約0.6V程度しかなく、ノイズマージン(余裕)としては、
  on/offで平等になっていませんので、あんまり賢いやり方ではないです。

>またPNP挿入によってマイコンへのON/OFF論理が反転して
>しまうのではないでしょうか。(SW_ONで0V、OFFで5V)
  もしそのままPNPのデジトラを挿入したのでしたら、仰るように論理は反転すると
  思われます。しかし、ちゃんと動いているのであれば、某かの改造が追加されている
  可能性が高いと思います。
  
  ご参考 -------------
  デジトラには、上記デジトラのように、入力→抵抗→(B)に加えて、
  TR(B)-(E)間にも抵抗がつながっている「分圧型のデジトラ」というタイプがあります。
  入力電圧を「それら2本の抵抗で分圧した電圧が0.6V以上」になると
  トランジスタがONになるので、入力が0.5VそこそこではONにらならいような気がします。
  例えば、DTC143Eなどは10K-10Kの分圧型なので、1.2V以上にならないとonしないことになります。
  これに、さらに外部で抵抗を直列に入れる、例えば 入力→抵抗(外部)→デジトラ(入力)とすれば、
  分圧比がさらに大きくなりますので、3V来ないとデジトラがONしないという回路も容易にできます。
  さらに外部の抵抗とデジトラの入力の接続点からGNDとの間にコンデンサを入れれば、
  チャタリングなどのフィルタにもなります。ダイオードを入れれば、過電圧の防止もできるという
  便利な回路で、私の定番回路の一つです。
  むやみに?(失礼)PNPを入れてマージン(余裕)を稼ぐのもどうか、と思います。

  私はスイッチの共通側が+5VかGNDかによって、次のように使い分けています。
   SWコモンがGNDのとき
     ・+5V→Pull UP抵抗→SW→GND
     ・SW→PNPデジトラ→デジトラ(C)→抵抗→GND
     ・その抵抗→マイコン
   SWコモンが+5Vのとき
     ・+5V→SW→Pull DOWN抵抗→GND
     ・SW→NPNデジトラ→デジトラ(C)→抵抗→+5V
     ・その抵抗→マイコン
   いずれも、SW接点閉→マイコン入力=Hとなります。

>上記よりNPNの場合は、1.3V以上でONすることもあり3.0V以上なら確実にONしていると解釈
  はい、その通りで良いと思います。
  「製造上のバラツキや温度特性を考慮すると、ONと感じる電圧がこの範囲になりますよ」
  ということです。
  ただ、ここで注意すべき点があります。
    ・「ON」の定義
       東芝のデータシートによれば、上記1.3V~3V以上の値は、
       「コレクタ電流が5mAになるとき」としています。
       ですから、ユーザーが3mAでONとして取り扱いたいときは、この電圧よりも
       低い電圧でONになります。

>ただこの解釈では2.0VではONしない可能性もあり、解釈が正しいのか不安です。
  はい、その通りONしない可能性はあります。

>またPNPの-1.3V~-3.0Vの-はどのように解釈すれば宜しいのでしょうか。
>NPNと同じく+1.3V~+3.0Vではないのでしょうか。
  トランジスタがONするためには、E(エミッタ)から見てB(ベース)が0.6Vになったときで、
  この方向を「+0.6V」と決めたのでしょう。ですから、PNPの場合は、
  「Eから見てBが」-0.6Vになったとき....と「-」が付きます。
  コレクタ電圧も同じで、「Eから見てCが5Vのとき」を+5Vと規定しています。
  よってコレクタ電流も、コレクタが「電流を吸い込む」方向を「+」とし、
  PNPのようにコレクタから「吐き出す」方向が「-」になっています。

  ご参考------------
  ・デジトラ(ロームの商標)とは言っても、内部のトランジスタはアナログ的に動作しますので、
   入力が0~1.3Vの範囲はコレクタ電流が0mAで、
   1.3Vを超えると突然「ポンと5mA流れる」わけではなく
   コレクタ電流は途中からジワジワと増えていく、という事を考慮する必要があります。
  ・またデジトラは、元来デジタル回路で使うのを前提にしています。
   つまり、0V→5V(?)など L→Hに「瞬時に切り替わる信号入力」が前提です。
   その場合、1.3V~3.0Vのあいまいな領域は「アッという間」に通過するため、
   「HとLの各電圧から余裕のある場所」でONしてくれるのなら、
   2V~3Vでも、1V~2.5Vでも回路設計者にとっては、あまり関係が無いんです。
   (逆にこれを深く考えなくても良いところが、デジトラの便利なところなんですけどね)
  ・今回心配されているような「○○V以下のときはONで」などを確実に規定したいのであれば、
   コンパレータICを使うのが正しい道だと思います。

  今回のご質問で、「SWの残留電圧が0.5V~1Vある」とのことですが、
  そもそもの問題点は、この電圧が大きいことにあると思います。
  通常の機械的なSWでそれほどの残留があるのは変で、
  SWの接触抵抗が大きすぎる(接触不良になっている)か、電流を流し過ぎか、
  装置からSWまでの配線長が長く、配線抵抗の電圧降下のいずれかだと思います。
  あるいはSWとは言っても、実はトランジスタのオープンコレクタだったりして。
  通常、機械SWでもトランジスタ出力でも5mA程度にすれば残留は問題はないと思います。

お礼

2007/05/01 10:20

御丁寧なご指導ありがとうございます。
デジトラのON電圧についてお伺いしても宜しいでしょうか。

NPNは東芝RN1403、PNPは東芝RN2403です。
ON電圧は、RN1403:1.3V~3.0V、RN2403:-1.3V~-3.0Vと記載されています。
上記よりNPNの場合は、1.3V以上でONすることもあり3.0V以上なら確実にON
していると解釈しています。
ただこの解釈では2.0VではONしない可能性もあり、解釈が正しいのか不安です。
またPNPの-1.3V~-3.0Vの-はどのように解釈すれば宜しいのでしょうか。
NPNと同じく+1.3V~+3.0Vではないのでしょうか。

基本的な質問で申し訳ありませんが、ご教授お願い致します。

質問者

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その他の回答 (2件中 1~2件目)

2007/04/29 16:55
回答No.1

毎度JOです。
NPN型のトランジスタによるスイッチングは、出力側コレクタ電圧がSWのように0Vになりません
トランジスタの使用方法にもよりますが、0.5V とか0.1Vの電圧になります、
この事は入力側ロジックの「LO電圧」に影響を与えます、
TTLであれば「LO」は0.6Vであり、「HI」は3.5Vとかになります、
5Vの電源電圧であれば、NPN出力では0.5Vとすると、PNP出力では4.5Vとかになり、
明らかにPNP出力の方が「余裕」がある事になります。


 

毎度JOです。
>>確実にONしている状態とか中途半端なON状態という状況はあるのでしょうか

トランジスタをスイッチングで用いる場合「飽和領域」での使用となります、
飽和領域とは、コレクタの電圧がスイッチングにより、ベースの電圧より低い状態、約0.6V以下の時となります、

飽和領域にする為には次式を満たす事
コレクタ電流 < ベース電流XHFE(直流電流増幅率)
  注)HFEはコレクタ電流や温度により変化します
上記の状態が満たされれば、トランジスタはスイッチングしている事になります、
通常、トランジスタを「スイッチング」で使用する場合、上記の式を「十分」に満たすだけのベース電流を流します。

お礼

2007/05/01 10:28

いつも素早いご教授ありがとうございます。

>NPN型のトランジスタによるスイッチングは、出力側コレクタ電圧が
>SWのように0Vになりません

上記内容は、コレクタ-エミッタ間飽和電圧(約0.3V)のことでしょうか。
他の方へのお礼にも書かせて頂いておりますが、
トランジスタのON状態で、確実にONしている状態とか中途半端なON状態と
いう状況はあるのでしょうか。
設計上に大きく関わる電気的特性(CE飽和電圧etc)はありますでしょうか。

ご存知でしたらご教授お願い致します。

質問者

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