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多数個取り加工について!G54からG55への移動方法とプログラムの作り方
2023/10/15 19:38
- 多数個取り加工において、G54の座標からG55の座標に移動するプログラムの作り方について教えてください。
- 従来の方法では、G54での加工後に別のプログラムでG55を加工する必要がありましたが、新たな方法があるのか教えてください。
- 加工歴6ヶ月の初心者です。アドバイスをお願いします!
多数個取り加工について!!(G54からG55への…
2007/01/27 17:20
多数個取り加工について!!(G54からG55への移動)
初めまして!多数個取りの加工プログラムで質問があります。
たとえば、G83のような固定サイクルで初めにG54の座標で加工後ツール交換せずに、G55の加工を行う場合どのようにプログラムしたらいいのでしょうか?
下記のようにG54でのプログラムの後は、再度G55で工具長補正をして
加工プログラムを繰り返せば良いのでしょうか?
今までは、まったく同じプログラム(もみつけ→ドリル→面取り→タップ等)をもう一つ用意して、G54全加工終了後、G55を再び全加工するプログラムでした。
加工歴6ヶ月の初心者です。どうぞ良きアドバイスをお願いいたします!
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G90 G00 G54 X0. Y0.
G43 Z50. H10 S1200 M3
M8
G98 G90 G83 X0. Y0. Z-10. R3. Q1. F100 K0
X50. Y-50.
X100.
G80 G00 Z50.
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質問者が選んだベストアンサー
何種類か考えられますが
いずれも固定サイクルの宣言(G83)からキャンセル(G80)の間に記入すればOKです
------配置座標を直接指定する場合-----
G90 G00 G54 X0. Y0.
G43 Z50. H10 S1200 M3
M8
G98 G90 G83 X0. Y0. Z-10. R3. Q1. F100 K0
X50. Y-50.
X100.
G55(←ここに別座標を指定して)
X50. Y-50.(↓同じ座標を繰り返す)
X100.
G80 G00 Z50.
G54(←基調の座標系に戻しておくのが安心かも?)
・・
・
------配置座標をサブとする場合----------
G90 G00 G54 X0. Y0.
G43 Z50. H10 S1200 M3
M8
G98 G90 G83 X0. Y0. Z-10. R3. Q1. F100 K0
M98P101
G55
M98P101
G80 G00 Z50.
・・
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O101(←配置座標)
X50. Y-50.
X100.
M99
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工具長補正のための"G43"は長補正を行うというモードの宣言ですので、座標系を変更したとしても補正番号変更や再宣言する必要は無いと考えます。
補正番号を別番としても、その中身の補正値は必然的に同じ値になります。
心配ならば、G54、G55とでZ値に明確な差異を設けた状態でドライランで確認しましょう
----座標系がG54→G55に変る時の注意点----
固定サイクルでは各穴加工後、所定の高さまで"Z戻り"して次の配置点へ移動するわけですが、G54とG55の高低差が大きい場合、移動で主軸クラッシュの恐れがあります。
主軸の横方向クラッシュは致命傷になりますから"Z戻り量"は高低差を超える十分な量をとりましょう。
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その他の回答 (2件中 1~2件目)
Zの高さが同じなら、G55のX0Y0を予め、決めておけば良い
のでは?
G54で加工後、G55を呼び出す。
G54 X50.Y-50.
G55 X0Y0
X50.Y-50.
でどうでしょう。
Zの高さが、違う時は、G54の時にT1でG43をH1とし
G55の時には、例えばH10の長補正を使うとか。
勿論、加工前に、設定しておきますが。
お礼
2007/01/27 19:01
いずれも固定サイクルの宣言(G83)からキャンセル(G80)の間に記入すればOKです・・・・
ご回答誠に有り難うございます!上記の回答で謎が解けました!
ご丁寧なアドバイス本当に嬉しく思います。有り難うございました!!