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破損ドリルの除去方法は?
2023/10/15 19:48
- 破損したドリルを除去する方法を教えてください。
- Uドリル(サンドビック製のスロアウェイチップ式ドリル)φ12.7を使ってSUS304のワーク素材に穴加工中にチップがクラッシュしてしまいました。除去方法を教えてください。
- Uドリル(サンドビック製のスロアウェイチップ式ドリル)φ12.7を使ってSUS304のワーク素材に穴加工中にチップがクラッシュし、工具先端の一部分がワークに溶着しました。この破損ドリルを除去する方法を教えてください。
破損ドリルの除去
2007/01/22 04:43
Uドリル(サンドビック製のスロアウェイチップ式ドリル)φ12.7を用いてSUS304のワーク素材にG83深穴ステップサイクルで穴加工中、チップがクラッシュしてしまい、単なる回る鋼棒と化した工具で、尚もしばらく素材を突いて最終的に破断し、工具先端の一部分がワークに溶着してしまいました。
除去すべく破損タップなどに有効なOSGのハードドリル(φ10)にてS640、F3で切削を試みましたが、途中で妙にコゲ臭い匂いを感じたので工具を引き上げて見たところ、ハードドリルの刃先が溶けて球状になってしまって、しかも線香花火の様に摩擦熱で真っ赤になっておりました。
完全に焼き付いてしまったような状態であります。
何か有効な除去方法はないものでしょうか。
回答 (6件中 1~5件目)
つい最近、工具やさんからよく似た話を聞きました。
自動運転中、深さ150mmの所でドリルが熔けてカチカチになり、それを取ろうと超硬のドリルを使ったら破損し、エンドミルで掘り下げようとしたら、また破損。結局、工具を7万円分壊したそうな・・・・・。
作り直した方が、安い場合もありますよ。
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縦形の機械においてUドリルでのG83は禁物
G81が理想ですが、切粉が絡まる場合はG73の使用をお勧めします。
G83のように大きくジャンプすることで穴に落ちた切粉を噛んでしまい一瞬でクラッシュとなります。
お礼
2007/01/23 21:55
回答ありがとうございます。
使用したUドリルの刃長は約53ミリぐらいで、それに対し加工深さが51ミリというギリギリの条件でしたので、終盤の切粉づまりを考え、G83にした次第ですが、工具が破損した原因は、確かにおっしゃる通りかもしれませんね。
ハードドリルを工具折損時の除去に使う場合は
一定送りでなくパルスハンドルで音を聞きながら
1/100mm単位で送って異音がすれば送りを停め
しばらくして消えたら同様に送り注油は欠かさず
途中で刃先を確認し痛んでいると交換
が使い方です
再トライしてみてください 焦ると負けです
上記のようにしても2本目もダメな場合は
超硬チップの破片が残っている可能性があります
そうなると放電加工しかないように思います
スロアウエイドリルをG83で使わなければならないのは
チップブレーカー及び切削条件の選択を誤っている可能性が
あります
見直しをお勧めします
お礼
2007/01/23 22:11
回答ありがとうございます。
横着モノなので一定送りでやって2本ダメにしてしまいました。
放電加工メーカーに依託することに至りました。
1. 超硬エンドミルを使用して、加工するのもいいかも知れません。
焼きいれ材加工用のエンドミルが各社から出でいます。
Hrc70位まで加工出来る物もありました。
2. 細穴放電加工機にて、貫通穴加工(ワイヤ-加工用スタ-ト穴)
そのあとワイヤ-カットにて穴の仕上げ加工
3. 放電加工による加工
また工具が、破損した場合ドリル加工にて、加工を行うと、
加工する面は、異形状になっている為、追加工すること自体
に無理があると思います。
加工物大きい場合には、
エア-グラインダ-取った。実績があります。
ワ-クは、□150mm長さ4000mm材質は、ss400
加工穴径φ21深さ45mm止まり穴で
ビックのST25-TGN210-63Lを深さ30mm
の位置で焼損、エア-グラインダ-にて4時間削り取りました。
エア-グラインダ-加工する前に破損覚悟で、
エンドミル(ハイス)に輪郭加工して、ワ-クと工具破片の位置を確認
してから行いました。
多分、加工した底面は、黒くなているので、ワ-クと工具破片の
位置が分かりにくいと思います。
お礼
2007/01/23 22:17
貴重な実績情報の回答ありがとうございます。
今後の参考に致します。
今回は放電加工メーカーに依託することに至りました。
ハードドリルはS1200F0.1ぐらいで、
相手がHssのときには使えますがね。
お礼
2007/01/23 22:06
回答ありがとうございます。
そうなんですよね。こういう時って闇雲にやると時間とお金(工具)をイタズラに失うどころか事態がどんどん悪化しちゃいますもんね。
でも、今回のワークは色々事情がありまして、そう簡単には廃却出来ないんですよ。
結論的には他の方からのアドバイスにもありますように、放電メーカーに依託することに至りました。