このQ&Aは役に立ちましたか?
トレーサビリティとは?工場内の設定温度に関する用語について教えてください
2023/10/15 20:20
- トレーサビリティは、工場内において設定温度を維持するための重要な要素です。
- 具体的には、設定温度のモニタリングや調整、温度変動の履歴を追跡することが含まれます。
- トレーサビリティの実施により、製品の品質管理や安定した製造プロセスを確保することが可能です。
トレーサビリティとは
2007/01/17 17:58
今後、精密加工を目指すべく工場内を設定温度に維持する事を考えています。その際に関係してくる事柄でトレーサビリティという用語があり
調べてみましたがいまいち私の頭では理解し難い為、簡単にどの様な
事柄であるのか教えてください。
よろしくお願いします。
質問者が選んだベストアンサー
皆さんが仰っている通り、ISOには計測器のトレーサビリティと製品のトレーサビリティの2つがあります。
質問の文面から、製品の加工精度に対する雰囲気温度の影響が大きいことから温度維持を計画されていると解釈しますと、出荷された製品の製造時の
温度はどのような状態であったのか、あとで遡って調査できるように
記録しておくことになると思います。当然、記録が辿れるようにその製品ごとにいつ製造されたかをロット番号のようなもので識別しておくことも併せて必要になります。
また、測定結果に対して雰囲気温度の影響度が大きいならば、検査測定の環境においても温度管理が必要ですが、これはISOのトレーサビリティとは直接関係ありません。
このQ&Aは役に立ちましたか?
この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
その他の回答 (7件中 1~5件目)
使用の実例形式で説明いたしますと以下の内容となります。
?温室時計、ノギスなどの計測機器⇒寸法⇒国家基準機器へのトレサビリティー(JISやIEC17025規格等)
?設備の能力⇒インフラストラクチャーへのトレサビリティー
?作業員のスキル⇒資格認定基準や教育訓練記録、教育試料へのトレサビリティー
?製品の品質⇒客先品質要求項目に対する品質記録とのトレサビリティー⇒御質問では部屋の環境と製品品質で計測機器の精度と温湿度への製品影響から示唆される製品精度管理のための品質記録とのトレサビリティーという事になります。
?製品の異常時対応と流出防止など⇒品質記録、FMEAへのトレサビリティー
?その他諸々(沢山有ります。)
ISOでのトレサビリティーの用語使用は実例形式ではこんな感じだと思います。
また全ての項目がPDCAや会社規定とのトレサビリティーを要求しております。
簡単で申し訳ありません。
お礼
2007/01/18 09:37
いろいろあるんですね。 勉強になります。
項目はさまざまですがどの様に校正されたか追跡をたどるという基本は
同じと考えていいんでしょうか?
さらに学習したいと思います。
各種計測器(マイクロメーター・温度計等)の保証
ある程度使用した時点とか経年変化した計測器を
専門機関とか製造メーカーとかに依頼して計測器の性能をチェックし
校正したり部品交換したりした後、「再チェック」をさせ、
「性能に問題はない」というレッテルを貼らせ、証明書を添付させる。
それが「第三者」に対しての計測器の信頼性を保証する手段として
認められる唯一のものになります。その証明書(新品であれば製造年月日・
購入年月日・品質証明書等全て)を提出したり・示したりする行為が
トレサビリティーとしています。無論、1台1台個別で明示する必要あり。
勿論、各種計測器には夫々に「有効期限」のようなものが
ISOとかで個別に設定してあります。メーカーもわかって
市場に出していますからメーカーに確認してください。
お礼
2007/01/18 09:31
ありがとうございます。
では実際、使用しているモノもトレーサビリティされているんですね。
皆さんと同様ですが、昔トレーシングペーパーってありましたよね?
下が透けてみえる紙です。あの紙をつかって漫画の絵とかをなぞって描いた覚えがありませんか?トレーサビリティとはまさにその「“トレース”ができること」を言います。すなわち、製造工程においては、どのメーカのどのような材料がいつ、どこから、どれだけ入って、それがいつどういう工程で誰がどんな条件で、何個加工して、良品が何個で不良品が何個で、その検査はだれがして、結果はどうで、それがいつどんな便で出荷されていつお客様に届いたか?そのような「履歴管理ができること」を言います。
測定器についても同じで、今検査したデータが正しいことを遡るには、その測定器がいつどんな基準を使って校正されて、その基準の更に基準は何で・・・長さについては最後はメートル原器まで辿り着くわけですが、そういう追跡ができることもトレーサビリティの一つです。
ちなみになぜこのトレーサビリティが大事かということも申しますと、万一重大な欠陥が発見された時、その欠陥はどの範囲に及んでいるのか?それをつかむためには、その製造工程および行先が明確であれば、この範囲だけ追跡すればよいということがわかり、被害を最小限に食い止めることができますよね?そのためには欠かせないものだと思います。
お礼
2007/01/18 09:28
非常にわかりやすい説明ありがとうござました。
製造工程においてはかかせないモノですね。
勉強不足を痛感しました。
ISOがらみのトレーサビリティーということだと、後で何らかのトラブルがあった場合にあとから原因を追跡できること(原因を特定できるだけの記録を取っておくこと)という解釈になると思います。
お礼
2007/01/18 09:25
ありがとうございます。
どうしてそういう事が起こったか?をたどるという事ですね!
tare さんの二番煎じですが・・
自動車やバイクレースなどで、ベストラップラインをトレースする・・
とか言います。昔製図でもトレースするとかいっていましたね。
trace です。図面などでは、複写するですね。コピーが無い時代には苦労ですね。
自動車やバイクレースでは、軌跡ですね。今年の三宅島一周公道レースでは
私のBB-R miniをベストラップラインを後続車がトレースするようにガンバリマっす!
機械用語では、同じモノが何処まで製造可能か?の様な意味でしょうね。
お礼
2007/01/18 09:23
ありがとうございました。
レースがんばってください。
お礼
2007/01/18 09:34
言葉足らずの質問文面から理解していただいてありがとうございます。
ほぼ理解できました。 さらに勉強していきたいと思います。