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2008/12/22 10:09
被溶接物の固定冶具として、現行ジュラコンを用いています(金属はキズがつくのでNG)。
しかし、被溶接物も溶接熱をもつことにより、その熱が伝導して
冶具が膨張収縮を起こしています。
その冶具ですが、丸物で片面は機械本体とインロー,もう片面は被溶接物とインロー構造になってます。
朝の使いはじめはいいのですが、だんだんと嵌め合いがあまくなって
ガタつきが生じてきます。
時間帯により冶具の使い分けという手段もありますが、それでは作業に難が生じます。
そこで線膨張係数の低い、ある意味金属の数値に近いような樹脂材
でお勧めなものを知りたいわけです。
布入りベーク材などがいいかと思ったのですが、逆にジュラコンより
良くないようです。ちなみに被溶接物の溶接時の温度は60°くらいです。
どなたかご教授いただけると助かります。
案です
?固定部分だけをプラスチックにして、それ以外の部分はバネ構造を含んだ金属にする。ガタはバネ構造で吸収するし、プラスチック部分は短いので熱膨張量は少なくなる。
?ガラスファイバー入りプラスチックにする。線膨張は小さくなると思います。
ちなみにPEEKは鬼の様に高い材料ですから、よく検討下さい。
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冶具を冷却する方法もあると思いますが,検討されましたか?
線膨張率,熱伝導率とも低く,自己潤滑性の材料でしょうか?
添付URLを参照下さい。ジュラコンは使いやすい材料ですから
代替え品は難しいかもしれませんが,要求度が大きくなければ
ポリエステルやポリカなどはいかがでしょうか?
線膨張係数の比較記してみます。
鉄 :12x10^-6
ジュラコン:13x10^-5
MCナイロン: 9x10^-5
PEEK : 5x10^-5
強度的に近いところではこんなとこでしょうか?
少なくともMCとPEEKは鉄には及びませんがジュラコンよりは有利だと思います。
実際の使用条件や形状が不明なのでなんともいえませんが被溶接物との接触部
のみ樹脂にしてあとは金属にすることは無理ですか?
熱変形の影響は少なくなると思います。
以上、参考になれば幸いです。
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