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2008/12/15 18:35
初めて投稿させていただきます。
アメリカに機械を入れる事になりました。
今まで回生抵抗は、制御盤の外に別配置をし、フタはパンチングメタルやルーバー加工した物を使用していました。
UL規格(その他世界標準規格)では、やはりこれではダメなのでしょうか?
今まで国内しか出した事がないので、勉強していませんでした。
どなたか、教えていただけないでしょうか。
又、制御盤の設計の注意点(規格に対して)の参考資料があれば教えて下さい。
ちなみに、世界標準はIECととらえれば良いのでしょうか?
こちらも、これと言う情報は無いのですか?
IECのセミナーもあるのですか?
>別の会社(第三者機関としての安全評価業務)を行える会社からアドバイスしてもらいました。
これは、ULジャパンですか?
ULジャパンではありません。
昔とちがっていまは、認証機関はいっぱいあるようです。ネットでSEMI認証といれればいろいろな会社が出てきます。
私が導入した機械の打ち合わせでは、SEMIーS2、S8、NFPA79のガイドラインに沿って作成してくれとのことでした。
特にSEMIーS2が重要でした。
ネットで、SEMI S2-0703aで検索してください。購入出来るところがあるはずです。(無料でダウンロード出来るのは無さそうでした?)
導入する機械の詳細はわかりませんが、認証機関を使用しない場合はやはりユーザー先との打ち合わせをすべきです。
機械のUL対応は、ユーザー先の了解がとれればある程度は許してもらえると思います。(現に何台かは納入しています。)
ただし最低限の安全は、保障するようにしなければいけません。(火災防止、人体への事故防止)非常停止の扱い、カバーオープンでの停止動作などを考慮してください。
それでもULが必須であれば、認証機関を使用するのが時間的にお勧めです。
私の会社単独で行ったら、たぶん1年以上かかったかもしれません。
再度の回答本当にありがとうございます。
大変勉強になります。
SEMIなんてはじめて知りました。
基本的に半導体関係なのですね。
しかし、業界が違っていたとしてもやらなくてはいけない事は一緒ですよね。
私の周りでは、海外規格に詳しい人がいないので本当に助かります。
質問してよかったです。ありがとうございました。
ちなみに、私の機械は木工関係です。
SEMIの様な機関があるのか調べてみます。
(もし知っていたら教えて下さい。)←虫が良すぎ?(笑)
2008/12/26 09:55
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この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
今年、北米に機械を導入しました。
ULに関しては、初の試みでしたので別の会社(第三者機関としての安全評価業務)を行える会社からアドバイスしてもらいました。費用は300~400万でした。
北米に輸出する場合は、州/市によって法律が違い正式な認証(フィールドラベリング)をとらないと機械を導入できないことがあるそうです。1度ユーザー先と打ち合わせを行い、どういった機械にするのかの確認をしたほうがいいと思います。正式なUL品を作成すると高額になります。内容によっては赤字になりますよー
本当のUL対応をするなら別会社(アドバイザー機関)にお願いしてアドバイスをもらったほうがいいですよ。やることがいっぱいありますからね。
導入した機械の改造内容
・全部品のUL品の使用(ケーブル、端子なども)またUL取得No.の提示
・安全回路の構築(カバーオープンで全電源遮断)
・電気部品のBOX化(機械に使用する部品を1箇所に集め容易に手がふれられないように)
・1次側と2次側に別々のCP取付
・機械外観(ULには、モニター位置と操作する部分の高さ指定あり)
・安全に関する箇所の見直し
・書類作成(ULナンバー付きの部品表、電気回路、マニュアル)
その他、かなり細かい箇所の指摘を受けました。
回答ありがとうございます。
>別の会社(第三者機関としての安全評価業務)を行える会社からアドバイスしてもらいました。
これは、ULジャパンですか?
どの方のお話でも、北米に機械を出荷するとは本当に大変の事なのだと実感させられます。
出来れば、何か分かりやすい資料(本)だけでもご存じないでしょうか。
2008/12/24 22:59
私の場合、「門前の小僧習わぬ経を読む」です。(苦笑)
うちでは、昔から欧州や北米にも機械を輸出しています。
それで、そういった規格関係を見ている人がいて、実務的には設計済みの機械図面をモディファイすることが多いです。
それでも少しでも仕様が変わってくるとちゃんと自分の頭で考えなくてはいけないので、OJTで少しずつ勉強しています。
正直言って、IEC,UL,NFPA以外にも規格があり各国の法律もあって、全体の姿を未だに捕らえ切れておりません。
NFPA79については業界作成の見解をまとめた資料があり、それを用いた勉強会がありました。
そのときは「ふ~ん」でお終いでしたが(何をすべきか理解できていない)、実務を通して少しずつ内容がわかってきているところです。
もし、個人のレベルでも少しでも調べたいということでしたら、
電線メーカ、ブレーカメーカ(富士電機など)、安全リレーメーカ(IDEC、オムロン、他)のカタログやら技術資料を見てみてください。
どんな規格があるかくらいはわかると思います。
逆に余計わからなくなるかもしれませんが。(笑)
>安全リレーメーカ(IDEC、オムロン、他)
「安全スイッチ」でした。
うちでは安全リレーは、あちゃら(外国)製を使用しています。
IDEC、オムロンにもあるような気がしますが、、。
再度の回答本当にありがとうございます。
今、富士電機、IDEC、オムロンetcのカタログ、電話相談等で自分なりにしらべている状態です。
しかし、私の調べ方が悪いのだと思うのですが、制御盤(電気一式、工事含む)のトータルの設計としては、分からない事ばかりです・・(泣)
どんな規格があるのかは、少しずつですが分かり始めたと思います。
でも、個人で調べるのに限界感を感じております。
泣き言は、言ってられませんが。(笑)
でもこうして、体験談を聞くと実際にやっている人がいるのが分かるので(大変苦労されたとはおもいますが)励みになります。
ありがとうございました。
2008/12/24 22:51
北米は、NFPA70,NFPA79に従わなければなりません。
普通の人がこの規格原書(日本語訳含む)を読んでも、さっぱりわからないところが多数あります。
かくいう私もわからないところがほとんどです。(笑)
回生抵抗を機械の部品として納めるのなら、回生抵抗単体でULを取らなくても組み込まれる機械として認定を受ける方法がありますので、元受に相談してください。とりあえずは回生抵抗の部品は全てUL品を使うことですね。
機械を納めるのなら、その機械業界の団体に相談されるのが早いかと思います。
あるいは輸出実績のある同業メーカに頭を下げて教えてもらうことです。
基本的なスタンスは機械としてのUL認定を取るということではなく、NFPAを遵守するということになると思います。
何にしろ、かの地は訴訟社会ですから、下手をしたら莫大な額の裁判を起こされる可能性があります。
しっかりとしたリスクアセスメントを行って良い機械を作ってください。
回答ありがとうございます。
北米に出荷されたのですか?
規格の内容は、やはり講習などで確認(勉強)されたのでしょうか?
2008/12/22 22:26
解答になるかわかりませんが 小生大昔に量産品(DC電源)をアメリカ企業に
OEMしていたときのお話です
装置の認定を取得するため 装置の概略説明から始まり
使用する部材のUL認定が有ることを証明し
基板パタ-ンの絶縁距離がとれている事を証明し
試験(そのときは アブノ-マル試験と温度試験
アブノ-マル試験 運転中に部品をショ-ト又はオ-プンにして
装置を電気的に壊し 壊れ形
温度試験 装置がもっとも温度上昇する状態で運転し
各部品が規定温度以上にならない事
そのときは UL専任担当部署が有りましたが UL認定をとるまで
1ヶ月~3ヶ月の掛かりました
以上を 英文書類を作成し 提出
後日 UL認定官のまえで同じ実験をして
問題無ければ UL認定がもらえました
資料だけでは 解釈に多々困ることが多いとおもいます。
専門機関をさがして 相談する方が良いと思います
日本企業のアメリカ工場 インド工場 等に生産設備の制御盤を納入したときは、その会社の製作基準書が有り
基準書 で出荷した経験があります。
そのときは UL認定はとりませんでした(要求も有りませんでした。)
しかし 使用する電線が 国内で調達するのに かなりのコストUPでした
ありがとうございます。
ULの認定とは、こんなにも大変な事なのですね。
かなり、考えが甘かったのを痛感いたしました。
元請けと相談させて頂きます。
やはり米国に機械を出荷する場合は認定を受けなければならないのでしょうか。
(認定を受けなくても、UL規格(IEC)を出来るだけ守って制御盤を製作するだけではダメなのでしょうか。)
再度の回答本当にありがとうございます。
私も、電線は調べました。
ビックリするような値段と納期でした。
(しかも、太いケーブルはドラム単位でしか売ってもらえない・・)
2008/12/16 23:06
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