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バネ鋼SWPにタップ加工
2023/10/16 01:36
- バネ鋼SWPφ4にタップM3をあけけようとした所、タップが折れてしまいました。
- 最適な加工方法、加工業者、バネ鋼用タップ等情報がありましたら。
- 御教授お願いします。
バネ鋼 SWPにタップ加工
2008/09/29 11:25
お世話になります。
バネ鋼SWPφ4にタップM3をあけけようとした所、
タップが折れてしまいました。
最適な加工方法、加工業者、バネ鋼用タップ等情報がありましたら。
御教授お願いします。
以上、宜しくお願いします。
回答 (5件中 1~5件目)
小生は、設計者です。
φ4mmのSWP材使用は、引張張力(伸び)を考慮しての設計と考えます。
線材を“焼きなまし”処理すると、その特徴がなくなります。
以上により、
φ4mm線材にM3雌ねじ加工 ⇒ M3雄ねじセットの組合せを
φ4mm線材にM4雄ねじ加工 ⇒ M4ねじ長ナット ⇒ M4雄ねじセット
に変更して、行なうのも良いし、
M3ねじの強度を考慮すると、φ4mmの線材がSWPでなくても強度的に問題
なくM3引張強度が得られます。S45C程度の線材でも。
以上は、ターンバックル的な使用方法のみでの判断です。
事情を話して、以上の様な検討を設計と考えて下さい。
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情けない返答です。
何が問題でできないのでしょうか?
◆ SWP材は、硬度が高いので、ねじ加工時にタップが折れる
だから、硬度を低くしたら、ねじ加工が可能と考えました。
SWPを焼きなましして、硬度を低くしてくれる熱処理業者が見付から
ないのでしょうか?
貴殿が内容を理解して、ねじ加工は加工業者、焼きなましは熱処理
業者と打合せをしなければなりません。
さて、ピアノ線SWPは、ピアノ線材のSWRSを“熱処理”した後、冷間加工
した物です。
先ず、ピアノ線材SWRS数本購入して、ねじ加工が可能か実施して下さい。
可能であれば、
? ピアノ線材SWRSを購入、M3ねじ加工、熱処理&冷間加工してSWP-A材
にする。<φ4mmにM3を加工すると、熱処理時等で割れが心配です>
? ピアノ線SWPを購入、熱処理業者にねじ加工部分周辺のみ焼きなまし
処理を依頼、SWRS材相当品としてM3ねじを加工、強度的にそのままで
可能であれば製品とする。
の何れかを選択して下さい。
放電加工は、下穴が明く事が前提です。<タップが折れる表現での判断>
M3の下穴径で、放電加工ができるかは??です。できても、高額な加工
費となるでしょうから、現実的ではありません。
以下に、ピアノ線SWPとピアノ線材SWRSの詳しい資料を添付します。
http://www.stella.co.jp/spring/spr_p1.htm#no3
一度、SWPをガス炎等で焼きなましして、加工してみるのも良いと思い
ますが、設計がNGと判断すると手が無い事になります。
多分、住宅等のターンバックルとして使用なら、φ4mmにM3雌ねじ加工
より、φ4mmにM4雄ねじ加工をした方が良いでしょう。
SWP ピアノ線は熱処理前でも硬度が高い材料です。
熱処理前だからタップ加工がしやすいってことはありませんよ。
ピアノ線に行う熱処理は焼き入れ焼き戻しではなくて、低温焼きなまし
です。硬度の変化は多少ありますが、大きくは変わりません。
等の回答(2)さんの内容ですが、
* バネの加工屋さんが、SWP材を購入する材料は、元々硬いです。
* そして、コイルばねを冷間(常温で)成形し、低温焼きなましをする。
* 低温焼きなましは、硬度を低下させずばね特性を維持させ、内部歪み
等を除去して、疲労限界を向上させる目的です。
の記述です。
今回のSWP材の使用方法は、推測ですがコイルバネではなく、線材を直線
で使用するのでは?
そして、ピアノ線は、予め引き伸ばし(加工硬化)や熱処理(炭素が高い
割合で含有しているため)によって、所定の機械的性質が与えられ販売を
されています。それを、冷間(常温で)成形し、コイルバネにします。
以上で、予め硬度が高い材料は、焼きなましによって、ある程度軟らかく
なります。
<高炭素含有の鋼は、前述の使用法でないと勿体無い使用法です>
以上を記した資料が、以下の内容です。
http://members.aol.com/SASAMIC46/hitokoto3.html
http://www.bestex-spring.co.jp/spring/spring.html
yukiyume さん、何か対応しないと質問者が混乱しますよ!
SWP ピアノ線は熱処理前でも硬度が高い材料です。熱処理前だからタップ加工がしやすいってことはありませんよ。ピアノ線に行う熱処理は焼き入れ焼き戻しではなくて、低温焼きなましです。硬度の変化は多少ありますが、大きくは変わりません。
タップについてはわかりません。
何時の時点で、M3のタップを開けたのですか?
? SWPφ4mmを熱処理前に加工。
熱処理前なので、硬度は上がっていない軟らかい状態なので、タップ
等の加工がやり易い。
しかし、加工後の熱処理は、φ4mmの線径に対してM3ねじなので、片肉
0.5mmでしかも山形形状であるので、熱処理(焼入れ等)に充分注意が
必要。<焼き割れ等が心配となる事と、焼入れ膨張の考慮が必要>
? SWPφ4mmを熱処理後に加工叉は、熱処理後の材料を購入し加工。
通常のタップでは、SWP材とタップの硬度差がないので、ねじ加工ができ
ずに、ねじ下穴にタップが喰い付いたまま、タップがねじ切れ折れます。
これは、S50Cを焼入れ焼き戻しした後に、ハイス鋼のバイト加工すると
キ~ンと音だけしてビビリ削れない<超鋼バイトなら削れるが…>状態と
同じです。ですから、
* 超鋼バイトと同等の硬さのタップで、下穴を少し大き目に明け、少し
づつ少しづつタップ加工していく方法
* 放電加工等で加工していく<ねじ精度は、非常に悪くなるが…>
等々での加工を検討する必要があります。
最後に、?の場合、雌ねじ部分の硬度が必要ないなら、その部分だけを焼
なまし、硬度を低くして加工すると良いでしょう。が、多分、板材ではない
ので無理でしょう。
お礼
2008/10/02 15:43
有難うございます。
当方は加工業者に依頼していましたが、見積もりを取り、
依頼をしてSWP材が入荷してから、加工業者よりやっぱり出来ませんと
返答がでて、困っていました。
他加工業者を探したのですが、どこも出来ないと回答されています。
?、?の加工は出来るのでしょうか?
また、加工業者があればご教示お願いします。