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拡散接合後の表面に異物が発生
2023/10/16 01:37
- 拡散接合後の金属表面に白い異物が付着しています。
- 製作は何年も前から行っており、試作段階からこのような現象はありませんでした。
- 工程条件は変更していませんが、原因は分かりません。
拡散接合後の表面に異物が発生
2008/09/26 22:24
SUS304 0.05t 60×150mmを10枚/setとして積層し、60setを一式で拡散接合しています。
拡散接合が終わり炉から取り出してみると金属表面に白い異物?が所々に付着しています。
製作は何年も前から行っており試作段階から今までこのような現象はありませんでした。
初めてのことで原因が皆目見当付きません。
工程条件も一切変えていません。
どのような要因が考えられるでしょうか?
回答 (2件中 1~2件目)
材料、設備、環境、人的要因等さまざまな要因の中から
ピンポイントで答えを見つけ出すことは
容易ではない場合もありますので、まずは白い異物がでるという
再現性を確認してみるのがよいと思います。
そこで突発的に起こったことなのか、連続的に起こることなのかを
把握します。
そして白い異物を分析してみます。
金属表面分析(オージェ電子回折,EDX,XPS等)で組成や化合物等を
同定してみると要因が見えてくるでしょう。
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加熱は電気炉ですよね。
何年も行ってきて、最近になってそのような欠陥が出るようになったとなるとまず疑うべきは、設備の経年劣化です。
電気炉ですと、冷却水漏れ、露点管理計の劣化、シール部の劣化等々先ずチェックなさって下さい。特に冷却水は常温では見えなくても、高温になると漏れるという事がありますので、注意された方が良いでしょう。
それに異常が無ければ、表面付着物を分析されて(依頼して)、何が付いているか(発銹?)を調べられて、その結果により判断されるべきでしょう。