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締切済み

コレットによる製品クランプのテーパ角度について

2008/08/09 12:35

振れ測定装置を製作したのですが、製作コレットでのクランプにバラツキがでて測定の信頼度が保てません。

製品は、内径φ200の底の付いた円筒形です。

コレットはリング形状でフリーの状態で、テーパ軸に乗せた形です。これに製品をかぶせて製品を締め込む事でコレットを開いてクランプします。

クランプ時にコレット端面が突き当ると同時に内径クランプをさせようとしていますが。この時クランプの調芯が悪く3回以上繰り返すと安定します。生産上、1回で調芯させたいのです。

基本的な考えは間違っていないと思いますが、コレット端面と内径を同時にクランプさせるところに無理があるのでしょうか。

私は、コレットを開かせるためのテーパ角度を片側15°で製作したのですがこの角度にをもう少し小さくした方がよかったのかと思ってます。角度に問題はないでしょうか。

また、もちろんコレットの材質はバネ鋼を使ってますが、相手テーパ軸も同材質にしてしまったのがテーパ面の滑りを悪くして、問題を起こしているのでしょうか。そうであれば、表面処理などで滑りをよくする方法を教えてください。

回答 (3件中 1~3件目)

2008/08/12 09:57
回答No.3

少ない情報の中で、
Q1;コレット端面と内径を同時にクランプさせるところに無理がある
   のでしょうか
A1;YES(問題あり)
Q2;コレットを開かせるためのテーパ角度を片側15°で製作したのですが、
   この角度にをもう少し小さくした方がよかったのかと思ってます。
   角度に問題はないでしょうか。
A2;NO(問題あり)
です。
テーパ角度を片側15°で製作は、テーパー1/2以上。
ねじのリード角の約4倍です。
また、角度を小さくすると大きな力が得られますが、軸方向へ進む距離と
円周方向へ広がる距離の比が大きくなり、内径公差のバラツキで、端面の
位置がキチンと決められるかが不安です。
<現在の問題である、1回で調芯しない理由が、この事が要因かも?>
更に、“製品を締め込む事でコレットを開いてクランプ”が気になります。
☆ 現在のテーパー角は、片側15°(tan 15°⇒ 0.26)
☆ 摩擦係数 0.15は、tan 8.53°
☆ ねじのリード角 4 °は、(tan 4°⇒ 0.07)
が示すように、ねじのリード角付近にしますと、ねじがそうである様に
自然に(締め込みを緩めても)緩まなくなります。

さて、現在でもクランプができているなら、端面の位置決め方法を
コレットの締付けとは別にして、先ず、1回で調芯できる様に改造する
事から始めて下さい。

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2008/08/11 10:40
回答No.2

「測定」の観点からのアドバイスになります。
>製品を締め込む事でコレットを開いてクランプします。
製品の規格精度、測定の精度が分かりませんが、
ある程度の測定精度を要求するのなら、
内径を基準とした振れの測定として、基準面と測定面以外は触らないという配慮が必要だろうと思います。
多分、製品の使用方法から、保持方法を決定していると思いますが、、、

2008/08/09 13:19
回答No.1

想像ですが 考え得る問題点を上げさせて頂くと

1.ベースとコレット端面の直角度の問題
 コレットの変形時に端面の平面度が悪くなる

2.品物の真円度の影響

3.コレットの製作時の仕上方法の問題
 ワーク把握時の状態で最終仕上げが必要です。

4.テーパー軸の精度(真円度)不良

確かに片角15度は少し大きいように思いますが クランプ力も加工では
無いのなら小さいと思われますので どうにかなりそう。

上記の問題点で心当たりはありませんか。
複数の問題点が影響している事も考慮して下さい。

お礼をおくりました

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