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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:NCフライスにおける効率的なボーリング方法)

NCフライスで効率的なボーリング方法とは?

2023/09/07 03:09

このQ&Aのポイント
  • NCフライスのボーリングにおいて、25φ用ボーリングバーの深さ制約を克服するために、自作のボーリングヘッドに16φシャンクを取り付けて加工する方法があります。
  • 具体的な加工手順は、バイスにストッパーをセットし、クランプし、それぞれの工程でセンターモミ付け、13φのドリル穴あけ、24φのドリル穴あけ、24.5φの粗ボーリング、24.8mmでボーリング、最終仕上げという7工程です。
  • この方法では、ボーリングバーの深さ制約による制約を回避しながら、効率的に25φのボーリング加工が行えます。NCフライスのボーリングに苦戦している方には、参考になるかもしれません。
※ 以下は、質問の原文です

NCフライスにおける効率的なボーリング方法

2008/07/19 01:54

NCフライスのボーリングで苦戦しています。

材質  S45C
加工径 25φ 公差 -0.000 +0.013
深さ  115.0mm 通し穴
個数  8個

状況としては、ボーリングバーは16φから150φまで6本有りますが、25φを加工できるボーリングバーは深さが100.0mmまでしか加工できません。
そのため、シャンク径16φ(超硬シャンク)のボーリングバーをコレットを使用し自作のボーリングヘッドに取り付けボーリングしました。

? バイスにストッパーをセットし、クランプ。
? 8個全てに、センターモミ付け
? 8個全てに、13φのドリル穴あけ
? 8個全てに、24φのドリル穴あけ
? 8個全てに、24.5φの粗ボーリング(16φロット棒にバイトを付けた物)

後は、1個ずつ仕上げます。
前述の自作ボーリングヘッドに取り付けたシャンク径16φ(超硬シャンク)のボーリングバーで「24.8」にボーリングし、次に正確な測定がしたいので最終仕上げの前に「24.95」を目安にボーリングし、最終的に0.05程度の仕上げ代で仕上げました。

最初は、?の次に最終仕上げのボーリングを一度で済ませたかったのですが、精度が出ずに断念しました。
結局、
センターモミ付け
13φのドリル穴あけ
24φのドリル穴あけ
24.5φの粗ボーリング
24.8
24.95
最終仕上げ
と言う様に7工程もかかっています。

ボーリング加工のベテランの方は、どの様に加工するのかアドバイスをお願いいたします。(深さ115.0mmを加工できる25φ用ボーリングバーが無い前提で)

質問者が選んだベストアンサー

ベストアンサー
2008/07/20 01:20
回答No.2

こんばんは

>ボーリング加工のベテランの方は、どの様に加工するのかアドバイスをお願いいたします。(深さ115.0mmを加工できる25φ用ボーリングバーが無い前提で)
 たぶん現状の7工程で精度でているので、このまま8個やると思います。 

工程を一つでも減らして安定した加工しようとするなら、
まず刃先の形状を次のようにします。
 切り込み角は90度(横切れ刃角0度)・前切れ刃角15度程度、ノーズ
R無し・ニュートラルアングル0~3度程度、
自作のホルダーにバイトをつけた場合はバイトが浮いていないかたたいて
確認します。
この状態でビビリが発生するなら、前加工の芯をずらして仕上げ加工時
の振動に一周ごとに強弱を与え、増幅しっぱなしにならないようにします。
※回転と送りは状況に合わせて変更します。
刃物は少なくても115ミリで直径で0.005以上摩耗しないものを選
びます。
これで期待する精度が確保できるかどうかはやってみないとわかりません。

もしこれで精度が出ないならもとの7工程で加工するか、ボーリングその
ものを取りあえずあきらめます。

次にリーマ加工を考えます。
リーマは既製品があるかと思いますが、加工結果H7程度を目指して作
られているはずですから0.013は厳しいと思います。

それでも満足できない場合は、機械を横型あるいは汎用旋盤に変更し、
ボーリングアーバーを両持ちにしてワークを移動させます。
両側から加工する手もありますが、手間がかかるしコツもいります。

PS よけいな事ですが・・・。
  どこで妥協するかですが、現状の設備から考えると、難易度の非常
  に高い加工、そして数量8個限定のようですから、精度優先で効率は
  あまり考えなくてもいいような気がします。

お礼

2008/07/20 19:05

natuoさん、非常に詳細なアドバイスを頂きありがとう御座います。
上からこの話があった時、会社にある25φ用ボーリングバーでは115ミリは加工できないので、たまたま空き時間で自作のボーリングヘッドを作ってあるので、シャンク径16φ(超硬シャンク)のボーリングバーをコレットを使用し試作してみないと何とも言えないという回答をしたわけです。
そして試作がうまくいったのですが、8個を加工していくうちに、全てを公差 -0.000 +0.013にあげる事との難しさにつきあたりました。
最後の仕上げのボーリングが終わって確認の測定したときに25.000を本当に僅かマイナスであったり、6個目まで入りと出の寸法誤差がなかったのに、7個目に入りと出の寸法が違ってしまったり、戻りの時に螺旋の傷が出てしまうなど。
安定したH6の精度を出す事の難しさを痛感しました。

質問者

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その他の回答 (3件中 1~3件目)

2008/07/20 17:44
回答No.3

こんにちわ。
結構な長さのボーリングでは先が大きくなる傾向なので仕上げはリーマーでやるのが良いと思います。
センター穴加工
24.5ドリル
24、9ボーリング
リーマー通し
比較的古い機械でも対応できると思います。

H7のリーマーを研磨機でー0・01くらいづつ切削してためし切削してみます。
寸法のバラツキも無く安定した加工ができると思います。

すこし工程が荒すぎでした。
センター穴もみつけ
24.0ドリル
24.7ボーリング
24.9ボーリング
25.0リーマー加工

ボーリングの答えではなくすいません。

お礼

2008/07/20 18:27

NC/TC さん、ありがとう御座います。
会社は自社製工業機械の自作から販売までを行っております。
そして私は、主に鋳物材の加工をしています。
ところが受注状況が非常に悪くなっており、先週あたりから外注の仕事をするようになったわけです。
したがって、この製品をあげるために新しくボーリングバーを購入して欲しいとか、リーマを購入して欲しいとか、なかなか言えない状況です。
普段の仕事においても、エンドミル一本買ってもらうのも大変です。

アドバイスを今後の仕事の参考にさせていただきます。

質問者
2008/07/19 12:57
回答No.1

まず、115の深さを加工できる、ボーリングバーを買う。
24.5のキリで下穴加工。穴径がでかくなるなら、24キリ。
ボーリングバーで2~3回で仕上げ。
センターや13キリは、必要ない。
ビッグのカイザーが良いかな?
工具代けちっては、良い仕事出来ません。
でなければ、リーマで仕上げかな?

補足

2008/07/19 14:13

>まず、115の深さを加工できる、ボーリングバーを買う。
この点は、会社が購入してくれません。

仮に115の深さを加工できる、ボーリングバーが手元にあると仮定した場合、センターや13キリを省き、
? バイスにストッパーをセットし、8個全てに、24φのドリル穴あけ
? ボーリングバーで8個全てを「24.7」にボーリング
? 1個目を「24.9」にし測定後、「25.01」に仕上げ。
? 残り7個を?で仕上げた状態のボーリングバーで「25.01」に仕上げ。
  (残り7個は「24.7」「25.01」と言う事に)

こうした工程で精度は出るものでしょうか。
それとも、公差 -0.000 +0.013と言うような精度の場合は、1個ごとに測定しながら仕上げるものなのでしょうか。
それと、25リーマで仕上げの場合、公差 -0.000 +0.013と言うような精度は出るのでしょうか。
よろしくお願いいたします。

質問者

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