このQ&Aは役に立ちましたか?
ボルト締付用インパクトソケットの材質と熱処理について
2023/09/06 13:37
- ボルト締結の自動機を設計する際、インパクトソケットの材質選定で困っています。
- 現在の仕様ではソケット寿命のバラツキが大きく、品質と強度に問題があるため、適切な材質と熱処理が必要です。
- インパクトソケットメーカーに発注するのが最適ですが、価格と納期、態度に問題があります。割れにくい材質と熱処理の方法について教えてください。
ボルト締付用インパクトソケット材質+熱処理
2008/07/18 10:21
皆様のお知恵を拝借したく質問させていただきます。
ボルト締結の自動機を設計しているのですが、今更になってソケットの材質選定で困っています。
今までは特に意識無くSCM435のHrC33~38程度と言ったいい加減な仕様で発注していて、最終的には加工屋さんで材・処理とも適当に仕上げてもらっていました。
しかしながら設備事の条件にも寄りますがソケット寿命のバラツキが大きく、きちんとした材質と熱処理の指示が必要と痛感しています。
インパクトソケットメーカーに発注するのが品質・強度的にも最適なのですが、いかんせん価格と納期と態度に問題が多く、発注出来ないのが現状です。
ベストの仕様は、インパクトソケットメーカーのように鍛造?だとは思うのですが、一品物の場合は実績・感覚的にSCM415の切削or放電加工+浸炭焼の硬度HrC40~45程度かと思います。しかし浸炭処理は難儀なのでもう少し簡単な材質+熱処理で割れにくい方法は無いでしょうか?
過去の積み上げを怠った私が言うにはあまりにも厚かましいお願いですが、ご教授頂けますようお願い致します。
稚拙な質問状で申し訳有りません。
今までは生産工程という物が存在せず、図面にSCM435+硬度HrC33~38という記載のみで、後は加工屋さん任せで製作をしてもらっています。加工屋さんも毎回同じではなく、空いているところに発注しているため恐らくですが材・処理ともにばらばらです。ばらばらな仕様を明確にして安定した製品製作をしたい考えです。
「ソケットの寿命」と書きましたが、内容が誤りでした。
正確にはソケットの「割れ」による破損を減らすのが目的です。
割れが問題になるのはワーク形状の制限によりソケットの肉厚が充分確保出来ない場合です。形状でのフォローなどは行うのですが、前述の「ばらばらな仕様」というものが邪魔をしてどうにもまとまりが無く、ベストな材質+熱処理が知りたい次第です。
従いまして、指定硬度を上げる方法とは逆の方法に成るかと考えています。
ご助言を頂けると幸甚です。