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水配管のねじ接続について
2023/10/16 05:36
- 水配管の設計において、ねじ接続の部分でSUS-塩ビの接続をする際の悪影響について詳しく教えてください。
- 塩ビ管で配管する際に、インサートバルブソケットを使用することが一般的ですが、材質の違うねじ接続の問題点について教えてください。
- 水配管設計の初心者ですが、水配管のねじ接続に関する理論や実験結果などのデータが存在するのでしょうか?
水配管のねじ接続について
2008/07/15 22:35
現在、水配管の設計をしているのですが、
配管設計の初心者なので、ぜひとも教えて下さい。
塩ビ管で配管するときに、タンクやポンプなどの各機器と接続する際に
接続口がSUSなどの金属のときは、インサートバルブソケットを使うのが
当たり前だと施工業者に教えてもらいました。
ただ、材質を合わせるのは何となく分かるのですが、ねじ接続の部分が
「SUS-塩ビ」の接続だとどの様な悪影響がでるんでしょうか??
また、何らかの理論や実験結果などのデータが世の中にあるのでしょうか??
どなたかご存知の方が居られましたら教えて下さい、
よろしくお願いいたします。
質問者が選んだベストアンサー
他の回答者さんと同様となりますが、
? ねじ効果により、ねじを廻す力(トルク)に対して、大変大きな軸力
(中心線方向の力)が発生します。
(ねじ有効径×π)÷ ねじピッチ ≒ **倍の大きな力です(10倍以上)
? 配管用ねじは、ねじが平行でなく、1/16のテーパーが一般的です。
このテーパーは、大きなねじ軸力を、更に大きなねじ円周方向へ広げる
力を発をさせます。
1÷{(1/16)÷2}≒ 32倍 <摩擦損失は無視です>
以上により、インサートが無い樹脂製の雌ねじ配管では、
* SUS等の金属に比べて著しく強度が低く、破損の可能性が高い
* ねじの廻す力を適正にすれば対応可能だが、エルボ等はLの方向を合わ
せる目的から、その分余計に廻し位置を合わせる必要がある
<緩める方向への合せは、漏れが心配のために、締め側で合わせる>
* 樹脂特有のクリープ特性があり、経年効果で漏れや緩みの要因となる
* ?や?の配管用テーパーねじ特性により、雄ねじ材質と同等の強度が
望ましい。
の観点から、使用が著しく困難となります。
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その他の回答 (3件中 1~3件目)
塩ビ製のめねじにSUSを直接ねじ込むと
塩ビの方が軟らかい為にシール剤を巻いたとしても
簡単に根元までねじ込めてしまいます。
又、上記理由で塩ビのねじ山が負けて、削れてしまうことや
バルブソケットが歪んでしまう事などがあります。
その為、インサート付を使う方が良いと思われます。
お礼
2008/07/16 12:26
ご回答ありがとうございます。
う~ん、やっぱりそうですよね。
塩ビ管で配管するときに、タンクやポンプなどの各機器と接続する際に
は、一般的に、熱膨張及び振動などを考慮して、エキスパンションを入れるのが良いと考えます。
直接、インサートバルブソケット等で接続することで、歪、撓み等による漏れが心配と思われます。
お礼
2008/07/16 08:39
ご返事、ありがとうございます。
配管-各機器間にフレキを入れる事がベストなのは私も思っております。
ただ一番知りたかったのは、ねじ接続で異なる材質同士を接続した場合に、
同じ材質同士を接続したときと比べてどうなるのか?
例えば、材質強度に差があると、ご回答にある様な熱膨張や振動などで
同じ材質同士よりも劣化が早いとか、なんとなくは想像できるのですが、
これって実験結果とかのデータが世の中(JIS?)にあるのかな~と、
疑問に思ったのです。
お礼
2008/07/16 12:40
ご回答ありがとうございます。
32倍ですか。。。
すごい力ですね。
でも良く理解できました。
施工した際に、破損した。とか直ぐに分かればいいんですが、
経年変化で徐々に劣化したりすると経験値になりますね。
実はこれを教えてくれた施工業者が、
SUS-塩ビのねじ接続を口ではダメと言うときもあれば、
実際に施工したりするときもあり、
ホンマはどっちやねん!と思っていたのです。