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2008/06/30 10:40
こんにちは。
少し気になったので投稿します^^
うちの会社では水溶性切削油を使用しております。
牛乳のように白い切削油なのでずっとエマルションタイプだと認識しておりました。
先輩たちもこれはエマルションだと言うのですが…
先日ふと切削油缶を見ると「water soluble type」と表記されていました。
これにより、これはソリブルタイプなのか、エマルションタイプなのかと話し合っています^^;
やはり白色の切削油だからエマルションというのは違う考えなのでしょうか?
また、エマルションとソリブルの正しい切削油の作成方法を教えてもらえるとうれしいです^^
水溶性の加工油剤には大きく3タイプあります。
1、エマルジョン 鉱物油、植物系の油剤に乳化剤(界面活性剤)を使用
2、ソリブルタイプ 油分が30%以下乳化剤、透明または半透明
3、ケミカルソリューション 油分が全く入らず透明
今迄は3のタイプは切削に不向きでしたが、最近はPEG(ポリアルキレングリコール)などの添加により、高速が可能な油剤もあります。
ただいずれにしてもどのタイプも水の中に原液投入が原則です。
特に1のタイプは原液の中に水を入れますと逆エマルジョンになりマヤネーズ状になります。無理やり乳化させても油剤の性能が正しく発揮されません。
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その“water soluble”という表示は、「水溶性」という事ではないでしょうか.
つまり、水溶性切削液のソリュブルタイプとエマルジョンタイプという事ではなくて、
切削液の水溶性か不水溶性(water-insoluble)かというレベルの表示ではないかと.
エマルジョンタイプであるかどうかは、原液と水に溶いた時の色の違いが目安になるのではないかと思います.
エマルジョン型の切削液は、原液は透明ですが、水に溶かすことで白濁します.
これは、主成分が(水と混ざらないハズの)油脂であり、水に完全に溶けているのではなく、
乳化剤(界面活性剤)により微粒子として分散しているためです.
まあ、マヨネーズが白いのと同じ理屈でしょう.
ソリュブル型やソリューション型の切削液は、水に溶け込むカタチになるため、
水に溶く事で色が薄まりはしても、白濁する様な事はないのではないかと思います.
私の知る限り 乳白色=乳化の状態であれば エマルジョンタイプでは
無いでしょうか。
ソリュブルタイプでも交換当初は白色の物もありますが 時間と共に
透明感が出てきます。
製造元に確認されるのが早道です。
以前は水が先か原液が先かとの説がありました。
しかし、現在ではタンクに半分程度の水を張ってからペール缶などに
原液を薄めて投入し残りの水を撹拌しながら入れると聞いています。
交換時に重要なのは清掃と腐敗菌の殺菌だそうです。
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