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スティック・スリップとは?
2023/10/16 08:18
- 最近、摩擦の勉強をしているのですが、スティック・スリップの概念がよく分かりません。
- 摩擦はどれも少なからず振動していると思うのですが、発生限界はどう見るのでしょうか?
- 素人的な質問ですみませんが、どなたかよろしくおねがいします。
スティック・スリップ
2008/06/12 11:25
はじめて質問させて頂きます。
最近、摩擦の勉強をしているのですが、スティック・スリップの概念がよく分かりません。摩擦はどれも少なからず振動していると思うのですが、発生限界はどう見るのでしょうか?素人的な質問ですみませんが、どなたかよろしくおねがいします。
回答 (2件中 1~2件目)
参考文献の数式が理解出来ればよいですが、諸元を変換しており理解困難です。
Fig1を直感的に眺めて、スティックスリップを起きにくくするには、次の方向を取ればよいことが理解出来ると思います。
・荷重W →小
・静摩擦/動摩擦γ →小(速度依存性を含む)
両者は加振力を減らすことになる。
?ばね常数K →大
剛性大で振幅が小さくなる。固有振動数が上がる。
?減衰係数C →大
振動を減衰させる。
『摩擦はどれも少なからず振動している』といえるが、?の対策で現象として観察出来なければよいはずで、?を強くしてオーバシュートを取り除けば振動そのものが無くなるが、実用面では使いづらくなる。
参考文献が抜けました
http://davinci.jks.ynu.ac.jp/~nakano/publication/pdf/JAST-2008-05-Maegawa.pdf
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さて、シリンダ動作時にも、『スティックスリップ』現象を良く耳にします。
これは、極低速で動かした場合に、突っ掛った動きをする現象です。
音で表現すると、スー、トゥットゥッ、スー、トゥットゥットゥッ、スー
<スー;スムーズな動き、トゥットゥッ;突っ掛った動き>
* スムーズな動き時が、動摩擦で抵抗が低く、
* トゥットゥッの動き時が、静摩擦で抵抗が高い、
極低速で動作させると、『静摩擦から動摩擦に移る際の不連続的な摩擦低下』等
で、スー、トゥットゥッ、スー、トゥットゥットゥッ、スーの動き
スティックスリップ』現象を起こす。
極低速の動きは、静摩擦から動摩擦への極微量な抵抗の影響も受け易く、
ぎこちない動作となる。
シリンダは、摩擦係数の小さい材料を使用して、低速でもスムーズな動作を
確保するオプションのシリンダを用意しています。
『スティックスリップ』と『シリンダ』で検索しますと、
エアシリンダは、低速で駆動させる用途では、空気の特性等によりどうしても
スティックスリップ等がおこり、不安定な作動になります。
微速シリンダは特殊な摺動機構の採用によりこうした問題を解決。
1mm/sの微速度でもスティックスリップのないスムーズで安定した作動を実現します。
等の情報が得られます。