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CADCAMユニグラフィックスNXが金型業界で多く使われる理由
2023/10/16 10:17
- CADCAMユニグラフィックスNXは金型業界で広く利用されています。なぜなら、NXは高度な機能と柔軟性を提供し、金型設計や製造プロセスの効率を向上させることができるからです。
- また、NXはスプリングバックなどの解析も可能です。これにより、金型の設計段階で予測される変形や応力を評価することができ、品質の向上や問題の早期発見につながります。
- 一方、CATIAではスプリングバック解析はできないため、NXの利用が金型業界で一般的となっています。CATIAは他の機能や特徴で評価されていますが、スプリングバック解析のニーズには応えられません。
CADCAMユニグラフィックスNXが金型業界で多…
2008/05/09 07:28
CADCAMユニグラフィックスNXが金型業界で多く使われる理由
CADCAMCAEユニグラフィックスNXが金型業界で多く使われる理由
を教えてください。
NXではスプリングバックなどの解析もできるのですか?
CATIAではスプリングバック解析はできないのですか?
回答 (4件中 1~4件目)
>CADCEUSの後継
>CADマイスターでしょうか?
その通りです。
>こちらには
>>CADCEUS(統合CAD:トヨタ)であればこれらの機能が付いています
>がついているのでしょうか?
>
>それともついているのはCADCEUSだけでしょうか?
マイスターには付いておりません。
回答1の際にも触れましたが、T社さんは統合CADからCATIAへ移行しました。
と同時に板金金型向け機能もCATIA上で動く「Dynavista」(UNISYS製)へ移植されました。
では「CATIA-V5 + Dynavista」でOKか! と言うとそうでもないらしく、
移植に大変苦労しているとか...(早6、7年くらい)。
同じ板金金型をターゲットにしたシステムに「VAMOS」(ドイツ製、国内販売アルゴグラフィックス)があります。こちらも参考になるでしょう。
>それはどのような理由で苦労しているんでしょうか?
私自身ユニシスさんT社さんと縁が無く、チョイトCATIAを開発できるレベルの金型屋ですので、あくまで推測です。
開発のユニシスさん、依頼元のT社さんで見解が分かれると思いますが、CATIA-V5は、CADCEUSで動作していた金型作成機能を単純に移植できるレベルの物ではない、と思います。良く言えば非常に進んだコンセプトと作りであり、悪く言えばこれ程開発し難いシステムも無いのでは、と思います。
CATIA-V5の開発ツールは専用で「CAA」と呼ばれいます。1本数百万です。このツールを使えば「別のCAD」を作れるくらいのツールですが難解です。C++っぽい感じの言語とそれを纏めるUML的発想が無いとT社さんの求めるシステムは完成しないと思います。
※関係者様、間違いあれば御指摘ください。
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ハイエンドCADと呼ばれる、CATIA,UG(NX),Pro-E,は板金金型作りに特化した機能と部品を持ち合わせておりません。
機能(例):リブ、鋳抜きを簡単に作る。それらを自由に移動する。裏肉を作る。鋳物代を付ける。等々の機能がありません。
部品(例):ミスミ等のカタログ部品が無い(少ない)。部品を追加できたとしても、それに属性(穴ならネジ・バカ穴・他へ自動展開する)を追加できない。
CADCEUS(統合CAD:トヨタ)であればこれらの機能が付いています。が、CADCEUSは消えていく仕組みです。
ですので、「早い設計は不要」であればハイエンドCADでも良いと思います、が製品を納めるまでの全工程で見た工期短縮を目指す(PLM的)のであれば頭から最後まで連携できるシステムを考える必要があります。
この点でハイエンドCADは一歩先を行っていると思います。
成形シミュレーションソフトは、ハイエンドCADに対してのインターフェースを用意しているだけですが、CATIA-V5に対しては見た目でアドオンのようなインターフェースを用意し始めているようです。
ご参考までに。
補足
2008/05/19 18:50
回答ありがとうございます。
わかりました。ハイエンドはオプションでも機能が存在していないのですね。
>CADCEUS(統合CAD:トヨタ)であればこれらの機能が付いています。が、>CADCEUSは消えていく仕組みです
CADCEUSの後継
CADマイスターでしょうか?
こちらには
>CADCEUS(統合CAD:トヨタ)であればこれらの機能が付いています
がついているのでしょうか?
それともついているのはCADCEUSだけでしょうか?
ありがとうございます。
>スプリングバック解析、CATIA(ダッソー製品)にはありません。が
>CAE主力のAutoForm、PAM-STAMP、共にダイレクトI/Fを用意しています。
>以上参考まで。
CATIAにはないけどアドオンでAutoForm、PAM-STAMPを用意している
ということでしょうか?
ユニグラフィックスならスプリングバックの解析は出来るのでしょうか?
ユニグラフィックスには金型に必要な解析機能が多いのでしょうか?
金型に必要な解析とは他にどのような解析がございますか?
板金金型屋のシステム屋です。
金型業界で使われているCAD/CAM。私も正確な勢力図が欲しいですが、
自動車メーカーの金型屋で使われているものは知っております。
中京T社=CATIA(ボディー系は)、H社=CATIA+CADCEUS、N社=NX、
M社=CATIA+CADCEUS、浜松S社=NXへ代えてる最中(主力CADCEUS)、
D社=CADCEUSからCATIAへ移行中、広島M社=NX。
(関係各位様、間違いあれば御指摘ください。)
で、メーカーの系列一次メーカーは同じCAD/CAMか。と言うとそうではなく。
CADCEUSが多いように聞いております。
今後の勢力図は、CATIA中心で動いて行くでしょう。ただし、一次メーカー以下の
型屋でのCATIA導入の動きは鈍いと思われます。何故ならば、
CATIAは金型作りに向いていないからです。高いですし。
ですが、CAD/CAM/CAE/PLM、と連携を考えていくと一本に絞りましょう、
と言うことになりそうです。
スプリングバック解析、CATIA(ダッソー製品)にはありません。が
CAE主力のAutoForm、PAM-STAMP、共にダイレクトI/Fを用意しています。
以上参考まで。
補足
2008/05/15 14:22
ありがとうございます。
キャティアが金型には向かないというのはどのような理由なのでしょうか?
よろしければ教えて頂けないでしょうか?
CADCEUSが多く使われているようですね。
その理由としてはどのような点からでしょうか?
補足
2008/05/27 21:11
>移植に大変苦労しているとか
それはどのような理由で苦労しているんでしょうか?
ありがとうございます。
進んだコンセプトと開発しやすさは
相反するものだということですね?