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超音波と電波の干渉について
2023/10/16 11:43
- 超音波センサ(変換周波数390kHz アナログ出力4~20mA)を搭載する機器を運転していたところ、距離が変化しても出力が変化しないという誤動作が発生しました。
- 周囲環境を調べたところ、この誤動作が起きるエリアについて同周波数域の電波が発生している事がわかりました。
- 質問ですが、音波と電波が干渉することはあるのでしょうか?それともこの電波の影響によりセンサ側の装置が影響を受けていると考えるのが妥当なのでしょうか?
超音波と電波の干渉について
2008/03/31 18:18
超音波センサ(変換周波数390kHz アナログ出力4~20mA)を搭載する機器を運転していたところ、距離が変化しても出力が変化しないという誤動作が発生しました。周囲環境を調べたところ、この誤動作が起きるエリアについて同周波数域の電波が発生している事がわかりました。
ここで質問ですが、音波と電波が干渉するということがあるのでしょうか?それともこの電波の影響によりセンサ側の発信又は受信装置部分が何らかの影響をうけていると考えるのが妥当なのでしょうか?
回答 (3件中 1~3件目)
超音波センサの受信部はかなり大きなゲインで増幅されていますのでその微弱な部分に電波がノイズとしてのってきてると思います。鉄板の遮蔽板をもうけてアースに落とせばよくなりますが、それでも解決しない場合は、見てみないとわかりません。
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普通、電波によって音波が出るとか影響を受けることはないと考えて
良いです。
電波(電界)で音波が影響されるとすれば、何らかの圧電素子が介在する
場合くらいです。しかも、相当強い電波でないとその影響はわからない
くらいではないかと思います。
今回の現象はおそらく、超音波の受信回路に電波が飛び込んで誤動作を
起こしていると考えられます。しかし、390kHzの電波とはずいぶん低周波
ですね。電波というより何らかのノイズ源なのではないでしょうか。
対策は一般的には易しくないかもしれませんが、まずは超音波センサの
シールドを試してみるのが良いと思います。当然音波が入る部分は除いて
他の部分をアルミホイルなどでくるみ、そのアルミをアースします。
アースと言ってもいろいろなので、あちこち試してみてください。
もし、電波の発信源が判っているのなら、こちらをシールドするのも効き
ます。
このあたりのノウハウを解説すると1冊の本になってしまうほど
「いろいろ」あります。
超音波は空気の振動であり電波は真空中でも伝わる電磁波と呼ばれる場の振動であり原理的に相互に干渉することは有り得ません。
ただし390kHzという電波が超音波の受信センサー自体や配線受信回路に影響することは十分に考えられますね。
電波の周波数が低い事を考えると遮蔽も困難が予想されますので周波数を離すか、どちらかをパルス駆動するなど符号化するしかないか。
同じ機器から発生しているのでしょうか?
お礼
2008/03/31 19:12
多数の回答ありがとうございます。
対策についてはおっしゃる様なノイズ対策を施し現象が出なくなった事を確認しています。
又、電波もおっしゃるとおりノイズ的なものでこれがでている部分は某超高層ビルの特別高圧電気室の周囲です。
原因考察にあたり音波と電波の干渉説もあり、これについて皆様のご意見をうかがいたく質問いたしました。
ありがとうございました。