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2008/03/25 02:36
機械の設計で、駆動部にウォームギヤとウォームホイールを構成しました。
材質はどちらも燒結とし、計算上では材質の摩擦とギヤの回転速度から、伝達効率が0.52となったのですが、実際の機械で負荷トルクを測定すると計算結果より大きくなり、伝達効率が0.32程度となりました。
実物と計算結果の違いが何処にあるのか困っております。
伝達効率の計算としては、ギヤの材質と速度となります。この時潤滑剤については計算に入れていませんが、この辺が関係するのでしょうか。
実際の機械の潤滑剤は鉱物用のグリスを使用しております。
実物と計算結果での負荷トルクの違いをご教授お願いいたします。
>この時潤滑剤については計算に入れていませんが
>実際の機械の潤滑剤は鉱物用のグリスを使用しております
グリスを使用しても計算値より効率が悪いのですね。
潤滑剤を使わなければもっと効率が悪くなると言う事ですよね。
ウォームホイルの固定方法が問題かと思います。
伝達力のほとんどが、軸方向の圧力となり、その圧力を面摺動で受けるのか
ベアリング等で受けるのかによって大きく変ると思います。
面で受ける場合も、円筒研削盤でワークを受けるようなセンタとセンタ穴
のような受け方もあります。
減速比を高くしたい時はよく使う構造ですが、効率が悪くなり、
その分、噛合い部や軸受に負荷がかかります。
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市販品のウォームギヤ減速機(例えば、TSUBAKIさん)の効率を確認して下さい。
50%近い効率は、誰がみても????です。
さて、
* 動摩擦係数と静摩擦係数がありますが、
動摩擦係数;動作時、静摩擦係数;起動時なので、動摩擦で計算
* 潤滑油での摩擦係数
実際にWkgのワークをプッシュ・プルゲージで測定して確認してみて
算出したら如何でしょう。
摩擦係数は、やっかいな物です。
ねじを締付けるトルクを軸力に変換するとき
* ねじ効率で使用
* ボルト座面抵抗で使用
で、明確な資料はありません。<ねじのカタログ等の資料で、>
頑張って、ノウハウを蓄積して下さい。
組み付け精度と軸受け強度、各種たわみなどが考えられます。
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