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アルミの板の側面切削方法と加工条件について
2023/09/06 19:39
- アルミの板を側面切削するための加工方法について、プログラムや工具の使用方法などを教えてください。
- 側面切削においてビビリ対策が必要な場合、どのような方法が有効でしょうか?
- 側面切削の計算式や加工条件の算出方法について教えてください。
側面切削について・・・
2008/02/17 12:49
厚さ28mmのアルミの板に21mmの下穴をあけて、工具径補正を使って16mmのエンドミルで側面加工し22mmに仕上げたいと思うんですが、下記のプログラムのような方法以外に良い方法があればご指導お願いいたします。あと、ビビリ対策で良い方法があればそちらもアドバスお願いします。。
<加工プログラム>
N100M1(D21.0 MAGIC-DRILL)
G49M6T5
G90G00G55G43X0Y0.Z30.0H16S6063M3M8
G99G82Z-16.R16.0F363
G80M9
N300M1(D16.0 ENDMILL)
G49M6T7
G90G00G55G43X0Y0Z100.H7M3S5400M8
Z-35.
N301M98P0022D18
N302M98P0022D19
N303M98P0022D20
N304M98P0022D7
G91G28Z0M5M9
<円弧補間プログラム>
O0022(22.0 ENDMILL)
G41X-9.Y-2.
G03X0Y-11.R9.F272
J11.F480
G03X9.Y-2.R9.
G40G00X0Y0
M99
<解説>
プログラムを簡単にしたかったので、円弧補間のプログラムは1つで工具径補正を4つ使って徐々に仕上げています。(最後の1回は0.005mm程度の切り込み)ビビリが発生したので送りを推奨値の半分にして加工しています。
・DLCミルロングシャープコーナー2枚刃 SL2DLCSC(NACHI)
刃径16mm 刃長50mm
・回転数5400min–1 送り960~1200mm/min
・ウエット加工
・材質 アルミニウム合金鋳物
・工具径補正D7、D18、D19、D20
回転数と送りを下げた方が良いという意見が多いみたいですが、
加工条件を算出する場合、側面切削の計算式はどうなるんでしょうか・・・?
質問者が選んだベストアンサー
プログラム上は半径R11ですが実際はφ16のエンドですので半径R3を動きます。F480だと実際加工している刃の部分ではF1760となります。
F=回転数X1刃送りX刃数(1刃送りは加工理論面粗度から計算します。)
そこからFが求まりますが、内側を円弧で加工する際は実際の速さは今回の場合は、3/11をかけなければなりません。
今回は刃長が長すぎると思います。2枚刃は剛性が劣りますのでその刃長は厳しいでしょう。個人的にはBTTが好きです。青木さんって方が作ってますが、青木さんがまたいい人です。ジムトフとか行くとブースで会えますよ。
僕個人も、ノンコートで3枚刃アルミ用を作っています。溝をポリッシュをかけてますかつるつるピカピカのエンドミルで加工側面はすごくきれいですよ。
今回はエンドミルで真円加工していますが、僕個人は一般公差穴であればラフボーリングで加工しています。
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その他の回答 (6件中 1~5件目)
こんにちわ。
アルミ専門で加工している者です。
プログラムに関しては人それぞれなので、加工時間が短縮出来たプログラムなら良いと思います。
エンドミルに関してですが、
まず、その切り込み深さではNACHIはどう?かなと思います。
色んなメーカーのエンドミルをテストしてみたら良いと思います。今はビックリするぐらい良いエンドミルがあります。
なるべく短く掴み刃長を短くしDLCなら回転を上げて加工する事です。
回転を落さないとビビる場合はノンコートをお勧めします。
円弧加工は切り込み深さは1回で、1周か2周回るだけで仕上がると思います。
お礼
2008/02/20 18:59
他のメーカーでもアルミ用のエンドミルあるんですね!検討してみます、お忙しいところありがとうございました。
こんばんは
>下記のプログラムのような方法以外に良い方法があればご指導お願いいたします。あと、ビビリ対策で良い方法があればそちらもアドバスお願いします。。
><円弧補間プログラム>
>O0022(22.0 ENDMILL)
>G41「X-10.5.Y-0.5」
>G03X0「Y-11.R10.5」F272
>J11.F480
>G03「X10.5Y-0.5.R10.5」
>G40G00X0Y0
>M99
作られたプログラムではR11に接するときの切削抵抗の変化が大きい
と思いますので「 」でくくったように出来る限りプローチと逃がしは
大きめのRにしたほうがいいと思います。
それから荒加工を板厚28ミリ一度にやられているようですが、半分の14
程度で2回で回されたほうが刃物の逃げがすくなくなります。
仕上げはもちろん1回で行いますが、エンドミルが長いですね。ショート
タイプの強度のあるほうがいいでしょう。
もし現状の刃物をお使いになるようでしたら、シャンク部に近い切れ刃で
仕上げ加工すれば(Z-48位で加工)穴精度は改善するしビビリも減少
すると思います。
※回転と送りは激減させたほうが安定すると思います。
これでも期待する仕上げ径の精度が出ないようなら迷わずボーリングで仕
上げすることをお勧めします。
お礼
2008/02/17 19:34
なるほど、アプローチと逃がしを大きくしてトライしてみます。
お忙しいところありがとうございました。
回転数5400に対して送りが272はあまりに遅すぎます。
ビビリ対策は送りを上げるか回転数を少なくするべきで
送りを下げるのは逆効果です。
刃長が50の場合は回転はもっと下げるべきです。半分以下に落として
みたらいかがですか。
お礼
2008/02/17 19:30
推奨値では回転数早すぎるんですね^^;
今度トライするときは回転数を思い切って下げてみます
お忙しいところありがとうございました。
ビビリの対策は剛性向上であるので
・ミルをロングタイプ → ショートタイプに変更する
・ミルをハイヘリタイプに変更する
・ミル径16→20に変更する
・ツーリングは剛性があり全長が短いタイプを使う。
・エンドミルのツーリングからの突出しは短くする。
・エンドミルの首元の剛性のある部分で加工を行う
・ワークは剛性のあるバイスに安定した状態でクランプする。
等々、数々考えられます。
お礼
2008/02/17 17:54
お忙しいところ貴重なアドバイスありがとうございました、参考にさせていただきます!
プログラムは、作る人によって違います。
ここまで作っているのですから、後は、色々工夫する事です。
回転数と送りが、遅いです。
お礼
2008/02/17 17:58
他の人ならどんな風にプログラムを書くのか知りたくて投稿したんですが、すいませんでした^^;
お礼
2008/02/21 20:03
送りの計算の仕方大変参考になりました!送りの速さ計算し直してトライしてみます。
お忙しいところありがとうございました^^