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2008/02/15 11:32
現在、クロメート処理中の6価クロムイオンの量を煮沸法で調べているのですが同じ処理のはずなのに溶出量が非常にばらつきます。その原因を調べていて6価クロムイオンは気化しやすいという記述を見つけました。
これはクロメート処理中の6価クロムイオンが時間経過と共に減少するということなのでしょうか。煮沸法をする場合はクロメート処理後すぐの方が良いのでしょうか。
よろしくお願いします。
追記です。
溶出量がばらつく原因として、分析値がばらついていることが考えられます。
分析操作のときにアセトンを入れると6価クロムが3価に還元されるので分析値が小さくなります。
詳しくはJISの「クロメート皮膜中の6価クロム溶出量の分析」だったかな?の注意書きをご参照ください。
ありがとうございます。
ただ、JIS規格と違い当方は純水で溶出後、ジフェニルカルバジド試薬に
そのまま反応させています。試薬に何が入っているかは存じませんが
アセトン、その他の物質は使用していないので3価への還元はないと
考えています。
やはりJIS通りの方法でないと精度が悪いのでしょうか。
2008/02/18 11:48
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クロメートが3価のクロムによる化成処理液ならば、時間によって変動します。化成処理液の種類にもよりますが。
皮膜中に含まれる、コバルトなどによって3価のクロムが6価のクロムになると考えられています。
現在どういった条件がいいのか、検討中のようですが未だ決まっていません。
条件が決まるころには、クロムを使わない化成処理液が普及しているのではと思ってますが。
六価クロムのクロメートなら、それほどばらつかないです。
六価クロムの気化というのは聞いたことが無いです。
回答ありがとうございます。
3価クロメートが時間変化で6価に変わることも知りませんでした。
そのあたりももう少し勉強してみます。
今、試験を行っていたのは6価クロメートなのでひょっとしたら
処理条件が違ったのかもしれません。業者さんに詳細条件を確認してみます。
気化の記述は
「6価クロムは気化しやすいので容易に呼吸器系や皮膚に害を及ぼす」
という内容でそのときはなるほどと思ったのですが
WEBのページで見つけたので誤記だったのかもしれません。
ありがとうございました。
2008/02/15 13:30
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