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2008/01/26 09:19
油圧作動油の使用限界温度の上限値は、油圧作動油のメーカーに確認すると、一般的に上限値は「55~60℃(推奨値)」という回答が返ってきます。
「油圧作動油の使用限界温度」について技術資料を調査しますと、
ISO VG NO 32 46 68
選択基準(外気温度℃) -15~+15 -10~+25 -5~+35
使用限界温度(℃) +70 +80 +90
の資料があります。
この使用限界温度は、外気温度を基準にした使用限界温度を示してしるのでしょうか。すなわち、ISO VG Noの「32」では外気温度が+15℃の
時、使用限界温度は、15+70=85(℃)ということでしょうか。
それとも、使用限界温度は+70℃で、外気温度が+15℃のときは、油圧の温度上昇の限界温度は、70-15=60℃ということでしょうか。
作動油
http://www.crane-club.com/lecture/mobile/oil02.htm
オイルそのものが使用上限になる油圧システムはまれです。むしろ、シールやホースなどのゴム部品の信頼性で決まります。 この信頼性は 油温70度を超えると急速につらくなります。信頼性ですからシール部品への要求作動時間にも寄ります。
ご回答ありがとうございます。油圧システムとして各要素について考えておく必要があると思います。油圧メーカーに質問しますと、使用する油圧ポンプに対しては、例えば、ベーンポンプを使用する場合、作動油ISO VG32、46では使用温度は5~40℃、ISO VG68は40~80℃の回答を戴きました。シール材としてOリングのNBRの材質の許容温度の目安は-20~+120となっています。油圧メーカーの一般的な推奨値は、55~60℃という回答があります。
トータル的にみて、油圧作動油の使用限界温度は70℃で考えておくのが良いと思います。
2008/01/29 08:15
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