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2008/01/18 11:19
皆様にはいつもお世話になったおります。
ふと、思ったことなのですが、冶具の軽量化のためにベースとなる部分を
すべてアルミで製作した場合、加工に影響(びびりや剛性不足)は出るのでしょか。
弊社は主に自動車部品などを量産加工しております。
加工はマシニングセンターなど汎用機械で行っております。
加工物は手の平サイズほどで材質はS50C、FCD600、アルミダイキャストが主です。現在冶具は鉄で作り、エアーシリンダーでクランプして加工しております。
マシニングセンターは30,40番が主です。
すみませんがどなたか教えて頂けますでしょうか。
宜しくお願い致します。
私は治具の殆どをアルミ(A5052)材で製作しています。それは加工のしやすさからです。例えば、設計変更などがあった場合の治具への追加工のしやすさなどを考慮してです。但し、加工品の使用頻度を考慮して押さえに使う雌ネジには転造タップで加工、若しくはインサ-トコイルを挿入したりしています。ご使用の機械にBT30が含まれているとの事なので、切削動力からみてもそんなに切削抵抗をかけれないはずですので、アルミでも十分ではないでしょうか?但し繰り返し精度や、エア-シリンダのクランプ力を考慮しないといけませんので・・・。回答(5)サンがおっしゃられている通りだと思います。がんばってください。
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私も同じことをよく考えていました。
興味深く拝見していました。
材質変更に実績が出ましたら、またここでご紹介いただければと思います。
計量化だけに捉われると色んな弊害が出てくる可能性はあります。
(大型化・重量化・コストUP・etc.)
トピ主さんが日常触られている冶具ですから
「ここは影響ないかな」というポイントをまず洗い出してみましょう。
そして強度(摩擦など)の要る部分はSSやSC材で表面焼入れを行うなど
工夫をしてみることをお勧めします。
※ワークが軽量であれば高周波焼入れ程度でも十分可能ですしね。
冶具の世界は深く広いのが常。
創意工夫次第で不可能も可能になり得る世界です。
頑張ってくださいね。
冶具類が、一般的に、焼き入れされた炭素鋼で作られている場合、
強度に加えて、繰り返し接触する部分の耐摩耗性を考えての事と思います。
ですので、アルミなどで軽量化する場合、
充分な強度を持たせた設計(←撓みも計算)とし、
接触部分には焼き入れした高炭素鋼を配置する 等の配慮をすればOKでは?
エアーシリンダでクランプするので、ワークとクランプが当たる箇所は鋼、
それ以外はアルミでがっちりしたものにする ではどうでしょう?
トータルであまり重量が変わらなくなったら無意味ですが。
SSを凌ぐ強度を持つとされる?YH75を使えば殆ど問題ないと思います(ヤング率は劣ります)
加工性も良いので、@が問題なければお奨めですね
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