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Niめっき密着性不良
2023/10/16 17:26
- 連続フープめっきで、リン性銅C5210にNiめっきしプレスしたところ、剥離が発生
- 剥離は全長数百mあるフープのうち途中の約3mのみに発生し、片面のみ全面が剥離し、反対の面は問題ない状態
- 異常が途中でおこって途中で直った?なぜ片面だけ?原因特定できず、頭を抱えています
Niめっき密着性不良
2009/12/10 09:58
連続フープめっきで、リン性銅C5210にNiめっきしプレスしたところ、
剥離が発生してしまいました。
剥離は全長数百mあるフープのうち途中の約3mのみに発生し、しかも片面のみ全面が剥離し、反対の面は問題ない状態です。
フープの両端は剥離しません。
剥離は素材-Ni間で発生していることから、前処理~Niめっき第一槽で異常があったと考えていますが…。
前処理(アルカリ+酸活性)は交換後であり、異常があるとは思えません。
材料表面の異物(汚れ)等が残っているのかと思い剥離して露出した箇所をEDXにて分析しましたが、そういったものはなく、綺麗な状態でした。
表面酸化も起こっていないようです。
給電接点には上下からおさえるバネ接点を使用しています。
異常が途中でおこって途中で直った?
なんで片面だけ?
どうしたらこういう異常が起こるのでしょうか?
原因特定出来ず、頭を抱えています…。
詳しい方がいらっしゃいましたらご教授お願い致します。
回答 (1件中 1~1件目)
アドバイス程度ですが、一時的に接点がうまく取れていなかった可能性が考えられます。加工したときのニッケルめっきの電圧を見てはどうでしょうか。その場合はバイポーラ現象が起こっている可能性があります。
ニッケルめっき中に接点不良でスパークが発生しめっきが剥離することがあります。恐らく、片面のみでスパークが発生したと考えられます。
めっきの密着性についての論文
http://www.jstage.jst.go.jp/article/sfj/58/5/267/_pdf/-char/ja/
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お礼
2009/12/14 10:50
ありがとうございます。
残念ながら電圧記録が無いため、推定するしかないのですが、接点不良は確かに考えられます。
しかしその場合片面のみに影響することというのはあるのでしょうか?