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モータの焼損について
2023/10/16 17:33
- 2年で焼損した3φ200V1.5kW三相モータについて、原因を探ります。
- モータは定格電流の5A程度で動作しており、欠相や接触不良ではないようです。
- 他の大電力機械への電圧供給による電圧降下が原因かもしれません。
モータの焼損について
2009/12/02 16:14
お知恵をお借りしたく問い合わせました。
標題にありますように使用している3φ200V1.5kW三相モータが約2年で焼損しました。
この機械は多く出ているようですが、2年という短期間での焼損は例がないようです。
この機械ではスタートボタンを押すと10秒程度モータが動いて1サイクルが終わり、10秒程度間が開いて再び駆動するということを繰り返しております。
本モータの定格電流は7.8Aですが電流を測定したところ5A程度でした。
また、供給電圧はその機械のみ駆動した状況では電圧降下するようなこともありませんでした。
モータは機械内部に収めて直接油をかけることにより冷却しております。
最初は欠相または接触不良かとも思いましたが違うようです。
また、施設として大電力を使う機械もあり、そちらへの電圧供給により本機の電圧降下が起きたのでしょうか?
お答えをいただけますと光栄です。
回答 (4件中 1~4件目)
設置場所や設置方法に問題があるのでは?
冷却性能を損なう環境があるのではないでしょうか?
簡単な推測で申し訳ありません。
今一度、取扱説明書を確認してみて下さい。
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・回答(1)さんのご指摘の通り、油冷却方法の確認は必須と考えます。
・焼損する前に、モータ過負荷(オーバーヒート)が頻繁に発生して
いなかったしょうか。
・焼損は電気系統でしょうか。連続運転による発熱による熱膨張で
過大なスラスト負荷の繰り返しで、モータのベアリングが先に
焼きついた可能性はありませんか。モータ軸のかじりつきの有無や
モータと締結軸のアライメントもご確認されては如何でしょうか。
電圧降下が焼損の原因のように推定されているようですが、
他の設備が原因で電圧降下が起こっても、お問い合わせの機械のモータが
焼損するとは考えにくいと思います。
そのモータ自体の消費電流で電源電圧が異常に降下する場合は、過電流が
流れていることを意味しますので、モータの焼損につながります。
しかし、他の設備による電圧降下であれば、モータがストールするとか、
コンタクタがON状態を維持できないほど電圧が下がらない限り、焼損
の原因にはならないでしょう。
焼損に至った経緯が分かれば、ご経験のある方がいらっしゃれば、原因に
ついて可能性の示唆を頂けるかもしれません。
#1さんご回答のとおり、頻繁な運転・停止の可能性が高いように思えます。
>モータは機械内部に収めて直接油をかけることにより冷却
お使いの機械のオリジナルの仕様でしょうか?そうであれば、モータは油冷
可能な仕様(IPコード)になっていることと思います。そのような使い方
で多数の機械が使われていて問題ないということでしょうか?
御社の使用方法が、大多数の使用法と異なっているところがあるでしょうか?
このようなモータは起動時に約6倍の電流が流れますので
頻繁に運転・停止を繰り返す場合は焼けます。
通常このような状況ですとサーボモータを使用します。
またモータに直接油をかけることをしても良いかどうかはメーカに
確認が必要です。
当然油の種類、純度にもよります。