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アルミのリーマ加工の精度について
2023/10/16 18:26
- A5083の長物(15*55*925)のリーマ加工のピッチ間の精度が出ません。
- リーマ自体の精度は出るのですが、ピッチの精度が100MM進むにつれて、0.01MMぐらい短くなります。
- 熱膨張と関係があるのでしょうか?原因と対策を教えてください。
アルミのリーマ加工の精度について
2009/11/10 11:56
A5083の長物(15*55*925)のリーマ加工のピッチ間の精度が出ません。
加工方法は、センター・ドリル・エンドミル(リーマと同径)・リーマの
順で加工しています。リーマ自体の精度は出るのですが、ピッチの精度が
100MM進むにつれて、0.01MMぐらい短くなります。合計ピッチ900MMで
最大0.06MM狂います。やはり、熱膨張と関係あるのでしょうか?
機械の精度自体は出てると思います。測定方法としては、列の一番最初の点
を基準とし、そこからの各リーマの距離を測定しています。
原因と対策を教えてください。
回答 (3件中 1~3件目)
アルミは熱膨張の大きい材料ですので
加工時と測定時の温度差が原因ではないでしょうか?
900も在れば温度差だけで数値は変わります。
アルミの長尺材をそこまで精度を出すなら
先ずは温度管理では無いかと思います。
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こんばんは
>最大0.06MM狂います。やはり、熱膨張と関係あるのでしょうか?
おそらくそうですね。
ドリルが一番熱が出ますから、可能ならドリルが終わった所で一度下ろす
なりして常温(数時間以上ほったらかし)にしてから、エンドミル→リーマ
としたほうが安定します。
数がある場合で効率優先するなら、収縮分見込んでピッチを伸ばして加工
する手もあります。ただし常温にして加工した場合に比べてバラツキは大
きくなります。
お礼
2009/11/11 09:06
回答ありがとうございました。
判断材料が少ないので想像です。
前提条件
・ワークの加工にある程度時間を要する
・油性クーラントを使用or水溶性クーラント使用でタンク容量が小さい
割りにポンプが大きい
・工場内が蒸し暑い
・リーマの加工精度は温度管理された部屋で測定する
原因
・加工中にクーラント液の昇温大→ワークが膨張
(+3℃/1mで約60ミクロン)
・膨張した状態でワークを加工
・涼しい部屋でワークが収縮(もとの状態に戻る)でピッチが短くなる
対策
・クーラント液の温度上昇を抑える...方法は色々あります
・クーラント液をやめて外部のMQL(微量ミスト潤滑)に変更する
加工箇所がいくつあるかは分かりませんが、アルミ長尺ワーク
全体がドリルの切削熱だけで熱膨張するとは考え難いです。
解決して良かったですね!
機械の問題ではなかったのが幸いでした。
お礼
2009/11/11 09:05
回答ありがとうございます。
リーマ加工と同時に、前工程としてフェイスミルで面引き(オイルミスト)が
まずかったみたいです。やはり、熱膨張でした。
工程分けして加工後計ると、±0.02MM以内許容範囲内でした。
お礼
2009/11/11 09:07
回答ありがとうございました。