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2009/09/28 12:03
プレス加工で量産を行っています。
外観部品につきキズ一切不可(片面のみ)との要求があります。
工程は1工程目にコイル材でコンパウンド(外形+穴あけ)をして後工程で残り5工程をRYロボットで加工する予定です。
工程全体でキズを防がなければならず、
?自動機から外形抜きをした製品を重ねる。
?重ねた製品をディスタッカーに投入する。
以上のポイントにてどの様にキズ防止を図ればよいか悩んでいます。
1工程目は抜き落としではなく1枚ずつ手で取っています。
皆様の会社にて工夫されている事など教えていただけると助かります。
よろしくお願いします。
弊社での参考例です。
1、SUS材の絞りでは表面露出部にプラスチックフィルムをSUSに敷き加工してます。
絞りキズの防止。
2、非金属材のブランクピアスは新聞紙で両側を覆い加工
3、順送加工の最後の抜き落としは製品ガイドで落下した製品のズレによるキズ発生防止をしてます。
4、ブランク加工した製品を積み重ねるとキズがつきますので、ハンガーに吊り下げキズ防止を図ってます。
5、製品の積み重ねを廃止するため、ロット生産を止め、1個毎初工程から完成品にする。いわゆる1個流し生産です。弊社では未実施。
参考になりますか。宜しく。
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製品の取り扱いについて、作業者の手の介入を少しでも減らすことが重要で
あると思います。まずは打ち抜きした鋼材を作業者が手で取るのではなく自動
ハンドなどで取り出してリフター上に積載していく方法があります。
以降の工程については垂直ロボットやスカラーロボットで製品の受け渡しをお考えのようですので問題無いと思います。
傷のついた製品の混入を防止するには工程の途中に製品の内容にあった外観検査装置で対応されるのが良いと思います。
外観検査装置に関しては自動車部品や携帯電話などの検査においてもユーザー仕様での専用機になっているのが現状です。
2009/10/06 18:36
ご回答ありがとうございました。
外観検査装置までは取り入れられませんがご指摘のとおり作業者の取り扱いを考えつつ材料の積み重ね方をいろいろトライして傷をつかない方法を考えてみます。
キズ一切不可ですが、どのくらいのキズが不可なのでしょうか?
? そのまま外観に使用するので、滑り痕等でも不可
光の具合でキズが乱反射し見栄えが落ちるや、滑り痕で光沢が落ちる
等々の理由で不可
? 自動車のボディー等で、塗装やメッキに支障があるや塗装やメッキ後
に目視チェックで判るキズ等は不可
等々があります。
それによって、アドバイス内容が異なります。
生産が長く続く物であれば、コストダウンできる手法で有望な内容を
小ロッド確認しながら実施するのが一番です。
そして、傷が発生したら対策をする等のカット&トライ方式で進めて
みて下さい。
詳細な製品形状やその仕様が不明なので、詳細なアドバイスが難しい
ですが、やり方によっては可能と思っています。(小生の経験から)
それが、貴社のノウハウになってくると思うので、地道にカット&
トライして下さい。
多分、その経験がある方のアドバイスは期待できないと考えます。
ライバルに貴重なノウハウを教えるような事は……の理由から。
2009/10/06 18:33
アドバイスありがとうございました。
設備的にはあまりコストをかけられない現状だったので
製品の積み重ね方をいくつかトライしてみました。
現場の意見も取り入れるといくつか案が浮かび上がってきたので
ご指摘のとおり何度もトライしてみたいと思います。
2009/09/29 10:26
回答ありがとうございます。
補足として追記しますが、製品は事務機(OA機器)部品であり、材質は亜鉛めっき鋼板(t=0.5)なのですが最終的に見える部分になってしまうので?に当てはまると思います。ただし、金型に起因する曲げしごきやリフター跡はOKとされており、取り扱い上のキズが不可となっております。
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お礼
2009/10/06 18:44
ご回答ありがとうございます。
様々な具体例を挙げていただき大変参考になりました。
弊社でも1の様な、製品の間にフィルムを挟む案があがりましたが後工程がロボットであったため断念しました。
4の吊り下げ方式は弊社ではいままで全く考えたこともない事例であり、今回はできませんが是非機会があれば取り入れて見たいと思います。