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内径φ2.3内径仕上げの加工方法と適切なツールについて
2023/10/17 13:36
- 内径φ2.3内径仕上げにはRz1.6以上を実現する加工方法が求められています。
- 現在はバニシングリーマを使用していますが、Rz 2.8程度の仕上がりです。
- 加工に適したツール・加工方法に関する情報をお探しです。
内径φ2.3内径仕上げ
2009/07/21 18:20
材質SUS416 φ5.5にφ2.3-0.008/-0.016の穴(2.5L通し穴)を加工しています。
2次加工で仕上げている為、前加工の穴径は、φ2.22±0.01です。
この内径の仕上げをRz1.6以上に出来ないものかと注文が来ています。
現在バニシングリーマを使用していますが、Rz 2.8程度です。
こうした加工に適したツール・加工方法などご存知の方よろしくお願いします。
質問者が選んだベストアンサー
現状以上の精度となると
常識的には 研削or研磨となるだろうが・・・・
φ2.3の内研はほぼ専用機に等しい・・・・・・
ならば、ホーニングではと考えるがどうだろうか?
ボール盤やフライスで使えるユニットもあります。
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その他の回答 (4件中 1~4件目)
Rz1.6というのは(RmaxであれRzJISであれ)、
旋盤の中で実施するのは厳しいですね.
ダイヤモンドのバニッシャーを特別製作するくらいしか思いつきませんが、
現状の粗さ曲線の出方次第の、かなり微妙なところだと思います.
バイト仕上げの様な粗さ曲線が波打っている様な箇所は
山を潰す事で粗さはかなり向上するでしょうが、
リーマで仕上げた様な、山が少ない中に突発的に谷が現れる線形は
基本的に潰し難いと思います.
ホーニングするにしても工具の製作が問題になるんでしょうね.
一般的なものはφ4くらいからの様です.
小径ボーリングバーでの旋削仕上げという意見も出てますが、
バイト仕上げは、1個2個なら出ない事もないかも知れませんが、
量産だとちょっとキツいですね.
サーメットだと寸法が安定しないですし、
超硬だとSUM材の外径仕上げでも
RzJIS3.2くらいでいっぱいいっぱいになります.
三菱でよく採用するTiAlN系のコーティングは
本質的に面粗度が出難い傾向がありますしね.
(コーティング面の肌が荒れがちで滑りが悪い上、スクイ面磨耗に弱い)
まったく参考にならないかもしれませんが
世の中には細穴加工機というものが存在します
ソディック 細穴加工機
http://www.sodick.co.jp/product/drilling/k3hn.html
加工時間はMCでちまちま削っているより早いです
仕上げ面は放電加工目なのでクリアーしてると思います
精度も放電加工の精度です
超硬ソリッドの小径ボーリングバーではダメでしょうか?
寸法はギリギリで何とかなりそうです...
切削速度60-80m/min,送り速度0.01-0.02mm/rev
京セラ)2コーナチップバー
http://www.kyocera.co.jp/prdct/tool/pdf/d_hpb.pdf
三菱マテリアル)ステッキィツイン
http://www.mitsubishicarbide.com/mmc/jp/product/pdf/b/b042j-f_micro-mini_twin_20081126.pdf
お礼
2009/07/22 10:26
貴重な情報ありがとうござます。
このようなTOOLがあったのですね。
勉強になりました。
早速調べてみます。